本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本
感想・レビュー・書評
-
北海道から九州まで、一筆書きでたどれる国鉄最長距離に乗車した記録。
目的地があるわけではなく、とにかく多くの路線を乗りつぶす乗り鉄。できるだけ鈍行で行く。
北海道から九州に行くというのが目的ではなく、日本全国でたどれる国鉄路線にすべて乗るというのが目的なのだ。
同じ駅を2回通ってはいけない。
その結果、中央本線で豊橋まで下ってきてから、そのまままた北上し会津若松まで行き、日本海側に出て信越本線~中央線をたどって名古屋に行く。
途中、群馬県で高崎を通るが、そこはその数日前に通過した八高線倉賀野駅の隣の駅だ。
電車に乗るのが目的だとわかっていても、自分が乗っているわけでもないのに気が遠くなりかけた。
1978年当時の記録で、国鉄路線がまだまだたくさん残っており、鈍行で乗り継ぎ旅のできた時代だからこそ、作者もあとがきで言っている通り日本の広さを感じた。
今も日本の広さは変わっていないが、鉄道路線は大きく変わってしまい、日本の広さを実感できるような旅は難しくなったと思う。
それでもこの本を読んで、私も鉄道旅に出たくなった。
まずは机上で計画でも立ててみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示