合武三島流船戦要法―村上水軍船戦秘伝 (1979年) (教育社新書―原本現代訳〈111~112〉)

感想・レビュー・書評

[かくのあきたさんの感想 · 2008年5月11日]

古本でないと見つからないですかね。

貴重な、瀬戸内の「海賊」の海戦の古文書ですよ。

料理にしても「フォーク以外を使うのは邪道」な調理様式など存在するのは不合理でしょうが、
戦場ではとりあえず、出来ることは多く、何でもやることが要求されるのでしょうか。
この本に載っているいるのは広い意味での武芸＝個人戦術に船・道具の扱い・手入れ、泳法・天文・戦術、
網羅されているのは本当に広い知識です。

脳ミソ筋肉なだけのアレな私などには、その知識全てを血肉にするなど
考えるだけでもくたびれますが、
知識体験の幅というモノは生きてくのを楽にしてくれる……こともある……かも知れない……
……と良いなあ、と思うですが？

さて、どうなんでしょう？（笑）