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感想・レビュー・書評
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第一部と3部を読。
間は具体的な事例紹介、後々読む。
1979年、アメリカは政治的、経済的に混乱や衰退の兆しがあったよう。それに対処すべく、ナンバー1にも届く勢いのいけいけ日本に見習うべき点を探し、アメリカの現状に生かそうと試みた本。
本の性質上、日本の欠点にはあまり目を向けていない。しかし、当時の日本がここまで絶賛される素晴らしい側面を持っていたのかと驚いた。
日本はその後からこれまで、本書で紹介されている素晴らしい側面を大切に大切にしてきたのだと思う。多くの記述内容は現在にも通じるものだった。
しかし、現在もジャパンアズナンバーワンといえるだろうか。時代は変わる。過去の栄華に浸っていていいのだろうか。
現代においてこの本は、自身の姿、社会の姿を戒めるために有効だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現実から遠くにある本に走りがちなので、ニュースやコラムにも目を通すようにしているが、虚しさを感じて、自分自身夢や希望があった時代を振り返る再読。
こんな風に診られた時代もあったんだぞ~ -
日本が、製造業でアメリカに勝った80年代当時の日本を分析した1冊。
戦後、官・民・政が全て一体になって製造に力を入れた。当時は、日本のシステムを賞賛していた1冊でしかなかったであろう。
だが、今や別の意味で意味のあるものになろう。
それは、日本のシステムの転換期である今にどんな選択を取るのか?という点である。アメリカは当時、日本に
あらゆる製造業で負けていた。そんなアメリカは当時のフラグシップ国であった日本を大いに分析し、新たな繁栄を築いた。
さて、日本はそのような状況になれるのだろうか?