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感想・レビュー・書評
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BOOK=DOOR.未知の扉を開けるとき、畏怖と期待の念が入り交じる。わたしの属すことになる物語が、かつて読んだことのある、あるいは聞いたことのある、もしくは読んでもいない無数の物語の周囲を巡る反復的な焼き直しの、それとも、これから再び始まる終わりのない物語でもかまわない。いずれにせよ、いつかの問いの答えが潜んでいる場所には違いないのだ。扉に指をかけることは、世界の裂け目に触れること。世界とわたしとのあいだは隙間でいっぱいだ。手を奥深くさしのべていくと、わたしの腕は暗闇に染まり、星の生まれる領域に変わる。
《2022.02.12》
BOOK=DOOR.B/Dを開き、OとOを連ねて∞の世界を旅する。開けるまでどこに出るかはわからない。時間も空間も超え、いつかの問いの答えが潜んでいる場所へ。
1978年の『扉の国』の出口は2006年の『扉の国』の入口だ。でも、その国の起源は1978年以前まで遡る。そして2006年以降も、今も広がり、終焉を迎えることはない。
私はこれまで出会った人々と書物から受けた感銘を感謝の言葉にして繋げながら、悠久の地へと続く道をつくりたい。K/Rを背にしたら、いつもの世界が少し違って見える。その先にある新しいB/Dへ。
《2014.11.24》詳細をみるコメント0件をすべて表示
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