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- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
感想・レビュー・書評
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城昌幸『猟奇商人』なんかは乱歩チックな導入で好みですね。あとは水谷隼の『空で唄う男の話』も。雨村の作品(襟巻騒動)も面白かった。
一方で、冒険小説として収録された作品の数々は、書かれた時代的に、いわゆる戦争関係の思想の匂いが濃厚で読みながら微妙な心境になりますね。それを差し引いても、久生十蘭『地底獣国』は力作。奇想の世界観ではありますが、地底に広がる世界の描写が凄かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/10658787.html)
(収録作品)ポカピカン(徳川夢声)/襟巻騒動(森下雨村)/隼の勝利(久山秀子)/ああコンプラン(サトウハチロー)/リビアの月夜(稲垣足穂)/空で唄う男の話(水谷準)/私と私(三橋一夫)/魔(地味井平造)/人の顔(夢野久作)/猟奇商人(城昌幸)/失恋第五番(山本周五郎)/めくら蜘蛛(桜田十九郎)/地底獣国(久生十蘭)
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