バットマンになりたい―小野耕世のコミックス世界 (1974年)

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感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃、親戚の家へ遊びに行った時、捨てられずに残っていた古い別冊少年マガジンからスパイダーマンとアメコミの存在を知りその後すぐに出会ったのがこの本。
    図版や裏表紙に使われたカバーイラスト・ヒーロー達を見ながら、「この盾を持った人は誰?」「この岩みたいな体と全身から炎を出しているのもヒーローなのかな?」なんてアメコミヒーローへの思いを募らせていました。
    何度も何度も読み返し、カバーも破けたりしたけど大事な一冊。
    自分のアメコミ人生において、まさにバイブルとも言える本です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      darkavengersさん
      へぇ〜池上遼一が!それは読んでみたい!
      darkavengersさん
      へぇ〜池上遼一が!それは読んでみたい!
      2020/08/25
    • darkavengersさん
      猫丸(nyancomaru)さん

      池上遼一のスパイダーマンは最初の4話までのストーリーはアメコミ版をベースにしていますが、5話か...
      猫丸(nyancomaru)さん

      池上遼一のスパイダーマンは最初の4話までのストーリーはアメコミ版をベースにしていますが、5話からはオリジナルのストーリーとなるのですが、純然たるヒーロー物とは言い難い内容でして好き嫌いが分かれると思います。

      でも、機会があるなら一度読んでみてください。
      2020/08/25
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      darkavengersさん
      Good!
      darkavengersさん
      Good!
      2020/08/26
  • こちらは74年の小野耕世氏初の著作だ。この時にすでに
    海外のコミックのアーティストの名前が次々に挙がる
    本が書かれていたという事実には改めて感動を覚える。

    SFマガジンに「SFコミックスの世界」として連載
    されたエッセイを集めた本だが、著者の興味はコミック
    にとどまらず、アニメーションから映画、小説と境界を
    超えて羽ばたいていく。

    まだまだ不勉強で初めて知る名前が多かった私にとって
    温故知新を体で現すような本だったな。

  • 海外マンガに詳しい小野耕世さんの初の著書。発売は1974年なので、もう40年近く前の本です。

    時期としてはスパイダーマンが誕生してから10年くらいしか経過していない段階なので、当時の状況がより詳しく書かれていて興味深かった。そして、アメコミ以外の海外コミックスの当時の事情にも詳しくて、個人的にはすごい勉強になりました。

    活版印刷による活字の綺麗さも、現在の印刷とは違った味があって懐かしかった。

    とは言え、ちょっと叙情的で判りにくい私感的導入が多いので、ちょっと読みにくかったのが難点。

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