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感想・レビュー・書評
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小学生の頃、親戚の家へ遊びに行った時、捨てられずに残っていた古い別冊少年マガジンからスパイダーマンとアメコミの存在を知りその後すぐに出会ったのがこの本。
図版や裏表紙に使われたカバーイラスト・ヒーロー達を見ながら、「この盾を持った人は誰?」「この岩みたいな体と全身から炎を出しているのもヒーローなのかな?」なんてアメコミヒーローへの思いを募らせていました。
何度も何度も読み返し、カバーも破けたりしたけど大事な一冊。
自分のアメコミ人生において、まさにバイブルとも言える本です。 -
こちらは74年の小野耕世氏初の著作だ。この時にすでに
海外のコミックのアーティストの名前が次々に挙がる
本が書かれていたという事実には改めて感動を覚える。
SFマガジンに「SFコミックスの世界」として連載
されたエッセイを集めた本だが、著者の興味はコミック
にとどまらず、アニメーションから映画、小説と境界を
超えて羽ばたいていく。
まだまだ不勉強で初めて知る名前が多かった私にとって
温故知新を体で現すような本だったな。 -
海外マンガに詳しい小野耕世さんの初の著書。発売は1974年なので、もう40年近く前の本です。
時期としてはスパイダーマンが誕生してから10年くらいしか経過していない段階なので、当時の状況がより詳しく書かれていて興味深かった。そして、アメコミ以外の海外コミックスの当時の事情にも詳しくて、個人的にはすごい勉強になりました。
活版印刷による活字の綺麗さも、現在の印刷とは違った味があって懐かしかった。
とは言え、ちょっと叙情的で判りにくい私感的導入が多いので、ちょっと読みにくかったのが難点。
へぇ〜池上遼一が!それは読んでみたい!
へぇ〜池上遼一が!それは読んでみたい!
池上遼一のスパイダーマンは最初の4話までのストーリーはアメコミ版をベースにしていますが、5話か...
池上遼一のスパイダーマンは最初の4話までのストーリーはアメコミ版をベースにしていますが、5話からはオリジナルのストーリーとなるのですが、純然たるヒーロー物とは言い難い内容でして好き嫌いが分かれると思います。
でも、機会があるなら一度読んでみてください。
Good!
Good!