叢刊日本文学における美と情念の流れ〈〔3〕〉地獄 (1973年)

  • 現代思潮社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 73年に発行されたアンソロジー本、函付き。

    泉鏡花、谷崎潤一郎、小林多喜二、坂口安吾、三島由紀夫、井原西鶴から親鸞まで、計23編収録。“地獄”をテーマに集められた二段組の濃密な一冊。

    後半は『日本霊異記』や『平家物語』からの抜粋された「足摺」「首渡」などの古典も。

    気が向いた時にぞくぞくしながら一編づつ読める感じ。

    しかし小林多喜二の「犬」はひどかった!

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1928年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部大学院(旧制)修了。創価大学教授。東京学芸大学名誉教授。著書に「昭和文学の宿命」「耽美・異端の作家たち」「現代文学史序説」など。

「2002年 『岩野泡鳴の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大久保典夫の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×