太宰治全集〈第4巻〉 (1976年)

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感想・レビュー・書評

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  • 「二度読んだ本を三度読む」で紹介されていた「ろまん燈籠」を読む.旧字旧仮名.
    お正月に兄弟で連作小説を書く話.それぞれの個性が際立ち,ユーモアに溢れ,とても良い小説.特に次女の描写はかなり笑った.

  • 「きりぎりす」「ろまん燈籠」「東京八景」「みみづく通信」「佐渡」「清貧譚」「服装に就いて」「令嬢アユ」「千代女」「新ハムレット」「風の便り」「誰」「恥」
    が読めます。

    うーん、面白い。
    面白いとかいう言葉でしか、この感じを表現できない自分を残念に思う。
    「きりぎりす」美しい言葉。
    どうしようもなく、分かってしまう「恥」

    そして今回の最大ヒットは「新ハムレット」。
    爆笑小説家、太宰治…。
    ハムレットも「めそめそしている」なんて表現されるとは思ってもないと思いました笑。

    「風の便り」にはもうはや、わたしの客観的視点などありません。
    フツーに励まされてしまいました。
    ありがとう、治くん笑。

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