ガロアの生涯―神々の愛でし人 (1969年)

著者 : L.インフェルト 市井三郎

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年3月17日]

(1969.11.13読了)(1969.09.25購入)
（「MARC」データベースより）
19世紀フランス、純粋数学の世界に想像を絶した輝きをもつ新星が出現した。天才数学者エヴァリスト・ガロア。共和主義者であった彼は、21歳という若さで決闘により絶命する。夭折の天才を描く伝記。

[undershallowさんの感想 · 2011年12月21日]

ガロアは群論の創始者として夙に有名である。それも十代の頃の研究である。正に「神々の愛でにし者は夭逝す。」である。しかし、若いだけあって血気盛ん、女の事で決闘を行い撃たれて腹膜炎を起こし21歳を待たずして死んだ。数学は先験的（a priori）な学問で若くても出来る事の証左の一つがガロアである。数学を志す若人は大いに鼓舞されること間違いなし！