経済学の効用 (1972年) (UP選書)

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  • 東京大学出版会
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感想・レビュー・書評

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  • 経済学を選考した人になら、対話形式のわかりやすい話かもしれない。
    後半の日高晋との対談は、師匠とその弟子のような、かけあい漫談になっているかもしれない。
    そう思うのは、2人の著作を読んだ後だからだろう。

    2人の著作を読む前に、本書を読む効用は、
    書いた本人さえ、しかと分かっていないことを知って、
    素人が読んでも分からんのは当たり前だと安心できる点かもしれない。

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著者プロフィール

1897年倉敷に生まれる。東京帝国大学経済学部卒業後,ドイツに留学。帰国後,東北帝国大学助教授。1938年人民戦線事件に連坐。日本貿易研究所,三菱経済研究所勤務を経て,戦後東京大学社会科学研究所教授,法政大学教授を歴任。1977年死去。『宇野弘蔵著作集』(全11巻,岩波書店),『恐慌論』『経済原論』(岩波文庫),『資本論に学ぶ』『社会科学としての経済学』(ちくま学芸文庫)ほか。

「2017年 『資本論五十年 下 〈改装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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