一生態学徒の農学遍歴 (1975年)

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  • 蒼樹書房
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  • (1976.01.21読了)(1975.12.13購入)
    *本の表紙より*
    著者はわが国屈指の昆虫生態学者である。農技研に入所後、一筋に農学への道を歩み続けた著者は、現在、自ら選んで長い搾取と占領が残した傷跡の生なましい沖縄に赴き、ウリミバエの赴任雄放飼の試験にとりくんでいる。
    本書はそうした著者の半生の自伝的体験的な農学論ないし科学論である。

    【目次】
    まえがき
    第一章 枯葉作戦―科学者の社会的責任、科学の国際交流
    第二章 熱帯農学について
    第三章 ソ連の生物学
    第四章 農薬時代からの脱出
    第五章 日本の農業政策と農学者の「農本主義」
    第六章 沖縄の農業
    付一 沖縄科学者からの手紙
    付二 その後の沖縄県農業試験場

    ☆伊藤嘉昭の本(既読)
    「人間の起原」伊藤嘉昭著、紀伊国屋新書、1966.09.30
    「アメリカシロヒトリ」伊藤嘉昭著、中公新書、1972.03.25

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