午後の曳航 (1968年) (新潮文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 心理的な描写が素晴らしい。
    この小説はミシマから見える敗戦における日本社会に対する警鐘なのかもしれない。
    竜二に対して厳しい裁可を体罰を期待する。その神聖で純潔でたくましい英断を求めていた登(ミシマ)にとって竜二(敗戦後のにほんの)の現実的で、迎合主義的な言葉に猛烈な嫌悪感をしめす。

    そうであればこそ竜二(敗戦後の日本)を許せなかったのだろう。

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