生きて学ぶ (1967年)

著者 : 坂西志保

• 雷鳥社

感想・レビュー・書評

[akimihoさんの感想 · 2014年3月7日]

エレノア・ルーズベルトの翻訳書がよかったので
興味をもち、ご本人の著書を読んでみた。
坂西さんはかなり気丈なはっきりした性格のよう。
評論は厳しい口調で記されている。
偏愛的な面もつよく、本書ではアメリカ、猫、馬など
動物、そしてケネディを熱く支持して語っている。
とはいえ、堅苦しくはなく、何事にも江戸っ子かたぎ
なまっすぐさで挑む猪突猛進さがおかしい。

著者プロフィール

一八九六年、東京に生まれる。ミシガン大学美学科卒業。文化評論家。参議院外務専門員、米議会図書館日本部長など歴任。主な著訳書に『生きて学ぶ』、エレノア・ルーズヴェルト『エチケット』、Ｊ・Ｆ・ケネディ『ニュー・フロンティア』、Ｂ・Ｐ・トーマス『リンカーン』など。一九七六年没。

「2021年 『カーネギー自伝 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」