谷川雁詩集 (1968年) (現代詩文庫)

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  •  図書館から借りました


     詩と評論。

     共産主義的? 地方、農民視点的? 兵士の眼からの戦争の詩。

     一言で言うと、無夜の趣味に合わない。
     無夜は詩っていうのには、美しいものを求めるので、
    ・・・なんか殴りつけるような詩ですな。

     「色好み」の一節より

    「王と王妃をあざける者は
     輪切りにされた大根のように殺意を保ち
     蜜柑の木のしたで重なるがいい
     だれのものとも見さかいつかぬ脇腹で
     すべての戸籍を消すがいい
     おお きみたちの黒い毛であるおれ」

     意味もとりにくいのです。そして、おこっている感じなのですな。

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