財閥―経営者にみる生態 (1967年) (中公新書)

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  • 中央公論社
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感想・レビュー・書評

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  • 財閥とはなんぞやとここ一年くらい考えていたのと、家にちょうどこの本があったので手に取ってみた次第。お堅そうな装丁だったけど、意外と読みやすくつつがなく読了。
    財産を築いた人達はやはり先見の明があり、さらに時代の流れに上手くのることができたのだという所感。しかし次々事業を成功させても財閥という巨大な組織を統率していくのは非常に難しく、どうしても綻びができてきてしまうようだ。
    それぞれの財閥のトップは高潔な奉仕精神をもち、日本の為、経済の活性化に励んでいたように見える。財閥解体はGHQの市場独占禁止の措置と言いながらも、実質は日本の弱体化を狙ったものだったのかと。

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