フレンチ警視最初の事件 (1962年) (創元推理文庫)

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  • 警視に昇進したフレンチの
    初めて体験する事件。
    一見すると倒叙のように見えますが
    ちがいます。
    ただし、別の事件のそれは倒叙ですが。

    一人のカップルの崩壊メインに描いているので
    肝心のフレンチはなかなか出てこないです。
    出てくるのは3分の2あたりです。

    そして犯罪ですが…
    疑える人は限られますから
    犯人推測は容易でしょう。
    特にひねりはない犯人設定です。

    ちょっと終盤の
    重厚さに不足を感じてしまう作品です。

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著者プロフィール

フリーマン・ウィルス・クロフツ。1879年、アイルランド、ダブリン生まれ。技師として鉄道会社で働いていたが大病を患い、療養中に長編ミステリ「樽」を執筆。コリンズ社に原稿を送ったところ採用され、1920年に同社より刊行された。29年に鉄道会社を退職して専業作家となり、77歳で死去する直前まで作品を発表し続けた。57年死去。

「2018年 『四つの福音書の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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