厚物咲 (1948年) (新潮文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 芥川賞第7回受賞作(1938上期)


    構成がよかった、最後のとぼとぼと山路を下っていく感じもよかったし、片野も片野の妻もこういう哀しい人いるよねっていう、菊の厚物咲が出てくる事によって、美しさが増した。テーマは「老の友情、交際」かと思う。瀬谷と片野、二人の性格の違いも短い作品の中ではよく分かったが、欲を言えば、菊について、もっとモチーフ性を活かしてほしかった。


    すごく良いと思うのに稚拙な書評しか書けず恐縮

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