黄河の水―支那小史 (1951年) (角川文庫〈第155〉)

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感想・レビュー・書評

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  • いうなれば、簡潔にまとめた中国史。
    とにかく知ってほしい っていう感じかな。

    戦前から戦後にわたって著者が出してた本に絶えず自身で更新を加え続けて また出版するにあたってまとめ直しました、ということなので 初版の時にどんな意味があったのかとか 時代背景と著者の当時の意図がどうとか 考えるのは無理かなーと思った。
    あまりにも分かりやすくまとめてあるので、どんどん出ては去っていく単語に頭がついていかずもったいない感はしたけど なんとなーく中国の受け止め方(?)みたいなものを身につけられた様なきがするので そういう意味ではすっごくよかった。これを土台に色んな細かい中国史の本を読んで 楽しんでいきたいと思う。うん 最高の基礎なんじゃないかな。うん、違うか。。。笑

    はじめ数ページ読んで、これは染まる 危ない と思って放置していたんだけど それは馬鹿なことだったと今思う。なんでも 読んでみることが大事だよね。見る気のない映画無理矢理つれていかれて 誰よりも感動してしまう私は特にそう。この本にも面白いことがいっぱい書いてあった。新しい感覚も覚えた。中国は本当に深いところだ。広くて、多様で、面白い。世界の中でも素敵なところのひとつだね。その歴史はまさに 黄河。(著者いわく)納得。圧巻だなあ。

    特に好きだったのは渤海のところ。海を湖水として・・・かあ。
    なんだかほっとした。一瞬。。

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