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感想・レビュー・書評
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昔読んだ本
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近代経済学講座の第二巻は国民所得の解説を行っている。
有効需要の原理、消費性向といった一般経済理論から貨幣や信用創造といった内容にも踏み込んでいる。
本書は国民所得の解説という性格上、数式がやや多く用いられていることや内容が一歩踏み込んでいることから、経済学の初学である評者にとってはやや難しいという印象を受けた。
また乗数理論にも内容が”個々の経済主体”として社会全体としてプラスマイナスの結果、投資と所得の関係に乗数があるということに注意を払って読まなければならないところも必要であると感じた。
しかし、大学の講義で受けた国民所得の概念も本書では扱われており、大学の講義からさらに一歩勉強したい方にとっては良質の本であると思います。
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