近代経済学講座〈第1〉近代経済学入門―基礎理論編 (1967年)

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  • 昔読んだ本

  • 経済学が諸学の評者にとって、本書は非常に興味深い本である。
    今の経済学のテキストによくある数式よりもグラフやデータによる数値を挙げており、経済学アレルギーが出ないようにできている。
    また、現代の経済学者によくある「煽り立てる」ようなことが無く、一つの理論に対しても様々な見解も載せられており深く考えさせられる。

    本書は40年以上も前の経済学のテキストブックであり、データなどは古いものであること、マネーゲームのような現代産業構造までを完全には見れていないのは否定できない。
    しかし、間接金融から直接金融への流れを予測し、金融の基礎理論を展開、さらには景気循環の核心をえぐり出すなど懇切丁寧に経済学の基本を教えられたような気がする。
    40年以上を経た今でも色あせない経済学のアウトラインのテキストとして名著である。

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