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- / ISBN・EAN: 4560285900755
感想・レビュー・書評
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2010.5
わたしの人生のなかで、折に触れ見返すだろう映画になるでしょう。
教えてくれた友人に感謝です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
情けは人のためならず。
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ここ1カ月で最高の映画。
「世界はひとりいないだけで全く変わる」。
若年時代から、将来に大きな希望を抱いていたジョージだが、
家の都合から、実家の不動産を継ぐことに。
経営はぎりぎりなものの、温かい妻と子どもに恵まれ、幸せな生活を送るジョージ。
たび重なる災難にもめげず、彼は必至で自分の家族、そして街の人を支えていった。
絶対に不正や欲を出すことなく。
しかしある日転機が訪れる。
不動産の助手である男が、会社のお金8000ドルを紛失してしまった。
返却しなければ会社は倒産し、ジョージ自身も横領の罪で逮捕されてしまう。
ジョージの見る世界は一変した。
それまでこの上なくきれいだったもの、
狭いぼろ家、熱を出す息子、ピアノをひく娘。
すべてがジョージのいらだちのトリガーに。
そんな中、ジョージは自殺を試みる。
しかし自殺をしようとした瞬間、老人が川に飛び込む。
ジョージは必至の思いで彼を助け、自らの自殺のことも頭からなくなってしまった。
老人は自らを「2級天使」と名乗り、
「今から見る世界は君がいない世界だ」と忠告。
意味が把握できないジョージ。
今までどおりに生活するが何かおかしい。
友人が友人でなく、国に表彰されていたはずの弟は9歳で水死、温かい家庭を築いていたはずの土地もただの廃墟に。
そこでジョージは自分の存在の重要性、人に与えていた影響に気付く。
「もう一度生きたい」。
「2級天使」は去り、ジョージはジョージのいる世界に。
状況は変わらない。8000ドルの借金、逮捕状。
しかしジョージは目に見えるすべてがいとおしく見えた。
家族と抱き合い、喜びに浸るジョージ。
そして妻が帰ってきたとき、状況は変わった。
募金を申し出る街の人。これまでのジョージの苦労は、
街の人からの感謝の募金という形で還元されたのである。 -
この映画をこのタイミングで観ることができて本当に感謝。
タイミングが悪ければ古き良きアメリカ映画でしたーで済ましていたかもしれない。
今の私に本当に必要な映画。 -
あー、これは普通におもしろかったな
ええはなしやん -
子供の頃は素直に楽しめたが、再見すると野心あふれる主人公の挫折に次ぐ挫折に、なんだか悲しくなってしまった。
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名作
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大切なことはいつの時代も変わらない。
昔の映画だけど、いつまでも残る映画だと思う。
Life is beautiful!! -
日本で年末になると必ず放映されるのは「忠臣蔵」。アメリカでクリスマスに必ず放映されるのが「素晴らしき哉、人生!」。人生はつらい。でも正直に、人のために生きていれば必ず報われる、という映画。淀川さんが言うにフランクキャプラの映画はどれもそんな理想主義に満ちていて、それゆえ一部には甘ったるいとも言われるそう。ま、映画なんだから、理想に徹した作品だって必要でしょ。
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トラブルが起って死にたくなったとしても、見方を変えたら世界は素晴らしいと思える作品。何事も自分の心次第!