今そこにある危機 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
- パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988113758239
感想・レビュー・書評
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良質な政治サスペンス・アクション映画でした。古い作品ですが、機会があれば観てもよいかと。
単なる特殊工作員アクション作品にするのではなく、文官に近いハリソン・フォードが政治的な駆け引きもアクションもこなしながら「正義」を突きつける姿に感動。ラストは大統領を倒すという怒りには圧倒されます。
しかし、麻薬組織との戦いが、如何に恐ろしく、且つ権力が絡む醜いものなのかを思い知らされます。そこをしっかり描いているので、割と重厚な映画で見応えありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別途
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ジャック・ライアンシリーズ。
原題"clear and present danger"は、米国憲法判例で示され、我が国にもその考え方が輸入された、表現の自由の規制の判断基準としての「明白かつ現在の危険」から来ていると思われる。ただし、表現の自由とか憲法論を論じた映画ではない。
コロンビア麻薬カルテルに対するアメリカの軍事作戦の陰謀を巡り、政治の世界へ足を踏み入れたジャック・ライアンが活躍する。
アメリカにとっての、真の、今そこにある危機とは。
国益の名の下に、無辜の市民や一兵士が政治ゲームの駒となってしまうことへの批判的メッセージ。
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最後まで正義を貫くハリソン・フォードに痺れる。アメリカ大統領がゲス野郎として描かれているのも面白い。
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前半はアクションシーンが全然ないので「なんだこりゃ」と思ったのですが、そういえばジャック・ライアンって情報分析の担当という設定で、現場のエージェントじゃなかったんだ。後半からアクションシーンが増えてはきますが、政治的な話がメインなのでストーリーはややわかりにく、躍動感には欠けます。
ウィレム・デフォーが登場したとき「また悪そうな役だな」と思ったら、主人公の味方側だったので新鮮でした。ちなみに悪役は「24」シーズン3のサラザール弟でした。こいつは悪い顔してる! -
表ボスの麻薬カルテル相手にはアクション。そして裏ボスに対しては政治サスペンス、といった感じでバランスよく観やすい
前作は家族を守る為の戦いだったので映画全体で小じんまりした印象だったけど、今作はCIA副長官代理として国民のために戦うジャック・ライアンが見られる。
3.9点 -
脚本がしっかりしていれば何年も前の映画でも楽しめるよね
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今更なんですが、なんとなく観たくなって買いなおし!LDで持っていたんですけど買いなおしちゃうってどんなもんですかね~でも、改めて観ると脇役陣の充実を現在の作品よりもよく見えて仕方がない。解らない役者さん達が多いのですが、今の作品は過去の名前を持ち出すばかりでTHE役者を冒涜しているようにも思える。
ハリソン・フォードのはまり役とも癒えるジャック・ライアン?
「今そこにある危機」
http://www.youtube.com/watch?v=MNzWYVWfRIc
大好きなアリエス軍曹も登場しているのだが、迷彩服に着替えした彼はやはり、キューバよりもベトナムが似合うような気がする。処刑人Ⅲが待ち遠しいわ~ -
後述。
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上質なエンターテイメントとはこのこと。。。
脚本の丁寧さ。かといってシリアスになりすぎないそのエンタテイメント性。
そして、男が信念を貫いて戦うということ。素晴らしい出来。
これをみると、トラフィックやスパイ・ゲーム、マイ・ボディガードなんかも、ここから来てるかのように、要素が詰まっている。
そして、前作にも出た家族やグリーア。キャラクターがしっかりしていて、そういうドラマ的なキャラクター要素もしっかりできていて安心。