隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]

監督 : 黒澤明 
出演 : 三船敏郎  上原美佐  千秋実  藤原釜足 
  • 東宝
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104044655

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり面白いね。黒澤 明は。
    エンターテイナーですね。

    秋月家再興のため、雪姫と侍大将 六郎太と、
    一攫千金狙う農民の又七と太平が、
    平民に成り済まし、軍資金を積んで
    敵国領内から脱出を試みます。

    (雪姫)
    姫は楽しかった
    この数日の楽しさは 城の中では味わえぬ
    人の美しさを 人の醜さを
    この目でしかと見た
    六郎太 礼を言うぞ
    これで姫は悔いなく死ねる
    六郎太
    殊にあの祭りは面白かった あの歌も良い
    ♪人の命は 火と燃やせ 虫の命は火に捨てよ
    思い思えば 闇の世や 浮き世は夢よ♪

    (兵衛)
    ♪人の命は~ えぃ 火と燃やせ~ やぁっ♪
    よし!燃やすぞ!
    あっばれ 将に将たる器 大事にせい
    (雪姫)
    兵衛 犬死には無用 志あらば続け!
    (六郎太)
    兵衛 続け 続け!
    (兵衛)
    よっしゃ。裏切り御免!

    秋月家再興を目指す六郎太と雪姫は
    多くの仲間を失い、数多の苦難の末に
    敵に捕まり万事休す そこから一転
    兵衛という100年の知己たる仲間を得て、
    秋月家再興のための金もすべて回収!
    痛快 娯楽エンターテイメント。

    又七と太平の農民コンビの懲りない二人。
    欲に目が眩んでケンカしては
    大失敗して全てを失い
    「おらたちいつまでも仲良くしような」
    の繰り返し。
    道中二人と苦楽を共にした雪姫から褒美を貰う時
    「仲良う分けるのじゃ。ケンカはならぬぞ!」
    とキツく叱られて流石に観念。
    心を入れ替えて仲良く暮らしましたとさ!?

  • 完成されたエンターテイメント

  • むしろ微妙な心理描写を楽しめる。
    千秋実と藤原鎌足のどうしようもない小悪人さと人間味。おもしろいしいじらしい。
    三船敏郎は、現代なら「役柄」が固定しすぎて、おもしろくないかも。
    必ずしも芝居はうまくないですからね。
    やんちゃな姫も、この時代の美人なのでしょうか。三好栄子という女優はその後、あまりパッとしなかったようですね。

  • もちろん、もちろん、三船敏郎はかっこいいんだけど、本作は太平と又七の百姓コンビがサイコーだね。
    黒澤作品らしく、みんなキャラが立っていてとっても魅力的。
    139分と長尺な作品ですが、飽きずに楽しめます。

    でもやっぱり、雪姫が一番かっこいいかな(演技はちょっとどうかと思いますが 笑)。男よりも男前。
    「志あらば続け!」のセリフにしびれた。

    (1958年 日本)

  • 黒澤映画らしく機転が効いている。スターウォーズ製作の際に参考にされたらしいが、そう言われれば音楽、構成、キャラクターが似ている気がする。娯楽的要素が強く、深みがあるわけではない。

  • 観たのは結構前。
    姫のふとももが最高

    しかし農民二人が一番好きになった

著者プロフィール

(くろさわ あきら 1910−1998年)
日本を代表する映画監督。1943年『姿三四郎』で監督デビュー。生涯30本におよぶ名作を監督した。『七人の侍』(1954年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞)など海外の映画祭での受賞が多く、映画監督として初めて文化勲章、国民栄誉賞を受賞し、1990年には米アカデミー名誉賞が贈られた。

「2012年 『黒澤明脚本集『七人の侍』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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