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- / ISBN・EAN: 4988003346614
感想・レビュー・書評
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映画「バッテリー」の主題歌
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70年代フォークを今の感覚で鳴らした
女性シンガーソングライターの
2007年発表の4thアルバム。
浄化作用のある透明度の高い儚くて優しい歌声と、
あくまで日本語にこだわった
彼女独特の世界観はそのままですが、
一聴してあきらかに今までの作品とは違うということが分かります(その明るいジャケットからも)。
ユニクロCMへの楽曲提供やメディアへの露出が増え、世間からの認知度が上がったことによって自信を得たことも大きいのかな。
初の純粋なラブソングとも言える切なさ溢れるナンバー
『ひみつ』、
こうして生きていこうという強い意志に満ちあふれたシングル
『一等星』、
映画「バッテリー」の主題歌でもあり、
全ての夢を追う人に捧げた名曲
『春の風』、
彼女自身のターニングポイントとなったCMソング
『新しい私になって』、
確固とした強い意志を持った言葉に涙する名曲
『水に恋をする』
など、
タイトル通り自分の殻を破り、
外に向かって新たな一歩を踏み出した彼女の意思表明とも言えるアルバムです。 -
映画の主題歌やCM曲に起用されたりと充実した中、発売されたアルバム。
熊木杏里を知らなくても、「この曲、聴いたことある!」と思う曲がいくつかあるのではないだろうか。
前作と同じように今作も「温かさ」や「繊細さ」が十分感じ取れる作品。
しかも、さらに深みを増しながらもとても聴きやすい。
彼女の歌声とそれに合わさる詞を聴いていると心が浄化されていくようだ。
好きな曲「七月の友達」「最後の羅針盤」「一等星」「水に恋をする」 -
声がたまらん。ひたすらたまらん。
わたしが男だったら、この声だけで瞬殺されます。
そしてまた、うつむきがちな寂しい子みたいな
やたら繊細な歌詞も
たまらん度をアップさせますね。
「最後の羅針盤」と「月の傷」と「一等星」が特にツボ。
顔より声がいいですね。