釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束 [DVD]

監督 : 朝原雄三 
出演 : 浅田美代子  谷啓  檀れい  三國連太郎  高嶋政伸  西田敏行 
  • 松竹 (2011年10月21日発売)
3.14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105055766

感想・レビュー・書評

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  • 先日、BSテレ東で放映していた『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束 /2007』を観ました。

    -----story-------------
    88年の第1作から20年の節目を迎えた大人気シリーズの記念すべき通算20作目(番外編2作を含む)。
    ゲストに「武士の一分」の「檀れい」を迎え、岡山県を舞台に、美しい瀬戸内海のリゾート開発をめぐる大騒動に巻き込まれた「ハマちゃん」&「スーさん」コンビの活躍を描く。

    創業以来、鈴木建設の社長を務めてきた「一之助」が、このたび社長の座を譲り会長職へ就任することに。
    そんな矢先、「一之助」が朝の散歩に出かけたまま行方不明となってしまう。
    「一之助」の妻「久江」に頼まれた「伝助」は、わずかな手がかりをもとに、岡山県へと向かう。
    しかし、美しい瀬戸内海に我慢できなくなり釣りを始めてしまった「伝助」は、偶然にも若い女性「珠恵」と一緒にいる「一之助」と再会する。
    やがて2人は、この地で大きなリゾート開発計画があることを知る。
    「珠恵」の恋人「昌平」ら町の若者たちは美しい自然を守ろうと反対運動を繰り広げていた。
    しかし「伝助」と「一之助」が驚いたことに、その開発を請負っていたのは他ならぬ鈴木建設だった…。
    -----------------------

    2007年(平成19年)に公開されたシリーズ第20作(レギュラーシリーズ第18作)… 「土曜だ!釣りバカ!」で毎週、シリーズ作品を観れるのが愉しみですね。


    鈴木建設を一代で大企業に育て上げた「スーさん」がいよいよ会長職へ退くことに… だがその矢先、朝の散歩中「スーさん」が謎の失踪を遂げる、、、

    「ハマちゃん」はわずかな手がかりをもとに岡山へと向かい、案の定目的を忘れて釣りを始めた矢先、若い女性「珠恵」と一緒にいた「スーさん」と再会を果たす… 「珠恵」とその恋人「昌平」らはこの地に計画されるリゾート開発への反対運動を起こしていたが、やがてその開発を請け負ったのが鈴木建設だと判明し……。


    会長に就任した「スーさん」が突然の失踪!? わずかなヒントを頼りにハマちゃんが向かった瀬戸内海で、リゾート開発をめぐる大騒動が巻き起こる!! という展開で、「ハマちゃん」と「スーさん」の大ゲンカから小競り合い… 鈴木建設重役陣の無能ぶりなどルーティーンが、いつもながら愉しめる作品でした、、、

    自然を守ろうと立ち上がった地元住民の手前、まさか開発を受注した企業の社員と会長とは言い出せない「ハマちゃん」、「スーさん」のコンビの困惑ぶりが見どころでしたねー 岡山での二人の活躍が印象的な作品でした。

    -----staff/cast-------------
    監督:朝原雄三
    原作:やまさき十三  作(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
       北見けんいち 画
    脚本:山田洋次
       朝原雄三
    撮影:近森眞史
    美術:須江大輔
    編集:石島一秀
    音楽:信田かずお
    照明:土山正人
    録音:鈴木肇
    助監督:石川勝己
    出演:
     西田敏行 浜崎伝助
     浅田美代子 浜崎みち子
     檀れい 木山珠恵
     谷啓 佐々木次長
     星由里子 木山温子
     高嶋政伸 高原昌平
     加藤武 秋山専務
     小野武彦 原口取締役
     鶴田忍 堀田社長
     中村梅雀 草森秘書課長
     村野武範 川島営業部長
     益岡徹 舟木課長
     中本賢 太田八郎
     平山あや 舞子
     笹野高史 前原運転手
     奈良岡朋子 鈴木久江
     小沢昭一 渋谷剛三
     石田靖 木村
     梅垣義明 渋谷の秘書
     佐藤正宏
     伊藤正之
     増田英彦(ますだおかだ) 野沢
     安田大サーカス 現場作業員
     オーケイ
     渋谷天外 藤原
     桂小金治 林
     持丸加賀 浜崎鯉太郎
     三國連太郎 鈴木一之助

  • ゲストは檀れい、高嶋政伸。

    ここ数作はスーさんの元気がなく、出番も少なくなったところですが、原点回帰を狙ったとのことで、本作はスーさん出番が若干多いです。

    ハマちゃんが開発反対の住民運動に参加するという下りは3作目でもあったパターンで、芸がないなぁと思いつつも、スーさんが活躍する、その後の展開は悪くはなかったですね。

    本作で一番面白かったのは、スーさんとハマちゃんが釣りをしながら「誰があんたに釣りを教えたんだ」「誰があんたの給料払ってんだ」と罵り合うラストシーン。ようやく最後まで来て、これだよこれ!という感じになりました。

    それにしても、善良な役の高嶋政伸は今となっては全く物足りないねぇ。

    BSテレ東にて。

著者プロフィール

1964年生まれ、香川県出身。『男はつらいよ』シリーズなど山田洋次監督作品の助監督を経て、監督として『釣りバカ日誌』シリーズ第14~20作(03~09)、『武士の献立』(13)、『愛を積むひと』(15)などを手がける。

「2019年 『男はつらいよ お帰り 寅さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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