たとえ世界が終わっても CYCLE SOUL APARTMENT スペシャル・エディション [DVD]

監督 : 野口照夫 
出演 : 芦名星  安田顕  大森南朋 
  • 角川エンタテインメント (2012年7月12日発売)
4.00
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本棚登録 : 116
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126205539

感想・レビュー・書評

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  • 【見どころ】
    妙田荘のインテリア

    【あらすじ】
    亡くなった母と同じ病気にかかり絶望したマナミは、自殺サイトを通して自殺志願者たちと出会う。志願者の1人アスカは直前に元彼と連絡が取れ離脱、他の2人もサイト管理人・妙田ののらりくらりとした行動が原因か死ぬ気がなくなり離脱。マナミだけは死ぬ気だったが、気づくと会社で朝になっていた。前世の記憶があるという妙田と屋上で会い「死にたくないと言っていたのに、いざ生まれ変わったら死にたいなんてわがままだ」と言われる。自宅のカギが妙田宅にあるということで、妙田の経営するアパートへ→そこに住む男・長田を助けてくれたら楽に死ねる薬をやると言われ…

    【以下ネタばれあらすじ】
    カメラマン志望の長田は肺癌を再発、18の頃勘当されているので手術費用もない。偽装結婚して生命保険で長田が助かると言われ、マナミは悩むが引き受ける。結婚即死亡だと怪しいので証拠写真でも、と妙田に連れられ遠方の原っぱに置き去りにされる2人。実は長田の故郷であり、長田のひたむきな生き方に「両親に会おう」と誘うマナミ。妻として息子として受け入れられた2人は万感の思いで東京に発つ→ホームをふらつくアスカを助けて長田轢死。失意のマナミは妙田荘の長田の部屋を片付ける。妙田に「よく知らない人の人生の幸不幸を決められるのか」的に問われ、長田の幸せだったかもしれない記録でもある写真を持って、長田の両親の元へ行くことを決意。妙田荘には新たな住人が…。

    まあ妙田の立場がファンタジックだけど土着的なところが良いです。全て妙田の妄想で普通の人なのかもしれないところも良い訳です。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 大森南朋の味が きちんと出ていた。
    いったい 何を 仕事にしているのか
    よくわからないが、精神科医のような。
    それとも、予言者なのか。
    自殺サイトで 管理人をしている。

    それで、集まってくるのだが
    おなかがすいたと言って 
    ラーメン屋にいって、満腹になり、
    ボーリングで あわや パーフェクトになったり
    そして、結局は 集団自殺は お流れに。

    芦名星が 病気で 自殺を考えるが
    大森南朋の策略で 安田顕と 偽装結婚させられるが、
    いつの間にか。

    お父さんとお母さんが 実にいい味を出していた。

    4つばのクローバーが 主役だったね。

  • 自殺サイトで死のうとしていた女性が、山崎まさよしくんと大沢たかおさんを足して2で割ってちょっとボヤかしたようなビジュアルの変人さんのおかげで立ち直るお話。

    最初の頃は大森南朋さんがウザかったけれど、最後まで見ればそれなりに納得できた。

    偽装結婚したお兄ちゃんの勘当されていた実家に行ってご両親に合うシーンは良かったな。
    心の再生という意味では、見て良かった映画です。

  • 安田顕さん、素敵でした。僕もああいう人間になりたい。

    ストーリーも素敵です。説得力があります。涙も流しましたが、大きな気持ちになりました。

    お父さんとお母さんも素敵でした。なんでお父さんはああ不器用なのか。なんでお母さんはああ温かいのか。「元気でね」の一言にぐっ、と来ました。

  • 大森南朋出演に興味を持って鑑賞。初めは社会問題になった自殺サイトを扱ったものかと思ったが、それは全く異なり、生きたくとも生きられない人に出逢った主人公が、改めて生の尊さそして儚さに気づかされていくというストーリー。ラストが少し切ない。
    鑑賞初めに感じた印象が次第にブラッシュアップされていく点を評価したい。

  • ヒロインの病院の時の泣き演技が最悪だった。
    号泣してるときの息遣いとか研究したんだなとは思うけど息ばかりハァハァして早く言えよ!って思うし萎えた。
    妙田さんって超人?
    長田さん良い人オーラでまくり。
    とりあえず長田さんと結婚したい。

  • 大森さんが目当てに借りてみましたが、大森さん好きなら観て損はないと思います。大森さんがいい味でてます。

  • 冒頭はなんだか不思議映画かと思ったけど、ただの不思議映画ではない。

    「生」と「死」。
    泣いた。

    キャスティングがすばらしい。

  • ずっと欲しかったんだけど、偶然実家近くのフ●バ図書で激安中古を発見したので即購入。

    洋画「シルク」で謎めいた日本人女性の役で大抜擢された芦名星主演の映画。
    てか芦名星スキです。髪きれいだよね。

    全体的に淡くノスタルジックな映像が流れます。
    まるで夢をみているような映像。

    でも物語の背景や人間の感情描写について考えるとちょっと安っぽいかな。
    とくに男が電車に・・・って別にいらない。

    ま、雰囲気を感じるのが邦画だと思うので。
    こんな映画をずっと求めてます。

  • うーむグッとくる映画だったなぁ。主役級の俳優、安田顕、芦名星、大森南朋、3人全員が素晴らしかった。特に大森南朋さんのひょうひょうとした演技が最高。『死』とは何か、『生』とは何か。考えさせられる作品。

  • きちんと「安田顕」を意識して観た、初めての映画。
    やはり演技が上手いなあ、と感心。そして涙。
    大森南朋さんのキャラも素敵!あの何も考えてないようで何もかも知ってる感じ…とても合ってたと思う。
    芦名星は演技は相変わらず……という感じだったけど笑、あの空気感は唯一無二だなーなんて。
    全体的に繊細で静かで、落ち着いて見られます。そして生きなきゃって思わせてくれる。

  • 安田顕目当てで借りたけれど、作品としての雰囲気が最高だった。

    キャストがそれぞれに独特の雰囲気を醸し出している。

    印象深かった台詞。
    『たった一度の死を取り上げて
    人の幸不幸を判断できるほど
    命って単純じゃない』

  • 芦名星、安田顕出演の映画。すごいダークな感じの冒頭なんですけど観ていくとなんだか不思議な感じがしてくる作品。

  • ヤスケンの役がとても良い。
    あってる。
    最後はやるせないですけどね。

  • ラストは、切なくなります。
    でも歩いていこうって気になれる。

  • ストーリー的には、有り得ん設定だった・・・

    でも、人って、変われるんだなって♪

    世の中には、たくさんの美しい嘘がある。

    その通りかもね。。。

  • 音が少ない静かな映画。でも飽きることなく見れました。夜、窓をあけて風がす〜っと入ってくるような心地よい感じ。後半特にいい!泣けます。マナミと長田の微妙な距離感がたまらなくよかったです。妙田さんも素敵。

  • 良い!ものすごい良い!2008年上半期第3位。
    何も起こらんおとなしい映画かと思いきや、妙田さんがうまいこと乱してくれました。
    ひねってる感じがすごいツボでした。長田とまなみのよそよそしい感じが最高。

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