機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

監督 : 押井守 
出演 : 冨永みーな  古川登志夫  池水通洋  二又一成  榊原良子 
  • バンダイビジュアル
4.02
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本棚登録 : 134
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569350855

感想・レビュー・書評

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  • 劇場版の1と2は2~3年間隔で無性に観たくなる。最初はVHSに始まりLD、DVD、Blu-rayと、アニメとはいえ主要なメディア全部で何回も観ている自分にとっては珍しい映画。
    普通ロボットが出るアニメといえば正義のヒーローが悪い奴を倒す話か、もしくはガンダムのように戦争の兵器である場合がほとんど。しかしこのパトレイバーというアニメでのロボットはレイバーと呼ばれる産業ロボット(パワーショベル等、建設機械の発展形)なのである。そしてレイバーを使った犯罪に対抗するために結成されたのが警察のパトロールレイバー中隊である。
    レイバーとは特殊車両扱いなので車と同じナンバープレートが取り付けられている。そしてパトレイバーは白黒ツートンカラーに、肩にはパトライト。更に胸には桜の代紋w この「もしレイバーがあったら普通こうだよね。」と納得させる設定が、自分がパトレイバーを好きになったきっかけだ。

    今作の劇場公開は1989年であり、まだWindows95発売の5年前でパソコンやインターネットなど全然一般的でなかった時代。レイバー(ハード)に対しPCで言うところのWindowsなどのOS(ソフト)の概念があり、同じレイバーでも新しいOSをインストールすることで処理速度が上がり扱いやすくなる。よって産業ロボットとして仕事の効率が上がる。そして画期的な新作OSが開発され、その性能から現存するレイバーに次々とインストールされていった。しかしこの新作のOSにコンピュータウイルスが仕組んであり、レイバーが暴走し始める。こんな細かい設定が1989年のアニメ映画で描かれている。当時鑑賞した人でどれだけの人がこの内容を理解し得たかw ホントに時代がこの数年で今作品に追い付いた感じ。そして設定をはじめサスペンス仕立てのストーリーとレイバーアクション。ドラマを引き立てる川井憲次氏の素晴らしい音楽など。ホントにこのパトレイバーという作品の魅力は語り尽くせない。

  • TVにて

  • 緻密な作画に、魅力的なキャラ。あっという間の103分。

  • 初見。後のアイジー作品のルーツにもなった色調やカット割りが散りばめられていて、いま観ても色褪せない一作。

  • 天才エンジニアはこれから起こりうる
    全てを知って死んだ。
    掌で踊らされつつも
    正義の味方は立ち上がった。

  • 妖怪ハンターの中でも比較的長めの話を収録。瓜子姫とアマノジャクの話が面白かった。説話から始まって天孫降臨までたどり着いちゃうあたりはさすが。しかし、諸星大二郎は瓜子姫とアマノジャクが好きなんだな。これがテーマになった話は力の入れようが違う。

  • 漫画とか他のパトレイバー知らないけどすんげえ面白かった。ゆうきまさみ原案とだけあって暗い感じはまったくなし。

    ロボットものって思ったよりシリアスな展開いれる作品が多い中でパトレイバーはテンポ良く曲も乗れる。

    主人公が卑屈じゃないのが大好き。そして頭が切れてなかなか気持ち良い。
    主人公はレイバーには乗らないんだけどむしろそれが良い。

    たぶんまた見る。

  • 初パトレイバー。

  • ★4.5
    劇場でやってた時2回観に行ったし、DVDでも何回も見たなぁ〜
    でも、飽きない

  • 以前観た時は最初の伏線通り、零式とボス的に戦って終わりかよ、くらいの感想しかなかったけれど、漫画版にも(ちょっとだけ)登場した帆場の陰謀を何もないところから暴いていく序〜中盤の展開(特にうまくおだてて部下を動かし、断れない状況を作って上層部に要求を飲ませる後藤隊長の立ち振舞)が見どころだと気付いた。面白かった。

    ところで、公開から10年後の1999年が舞台なのだけど、それから10年以上経過した今でも、レイバーにまであたるものは登場していないよなぁ。松井さんが飲んでる缶ジュースのプルタブはなくなったけれど。

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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