フェイク シティ ある男のルール<特別編> [DVD]

監督 : デヴィッド・エアー 
出演 : キアヌ・リーブス  フォレスト・ウィテカー  ヒュー・ローリー  クリス・エヴァンス  アマウリー・ノラスコ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.07
  • (3)
  • (29)
  • (58)
  • (15)
  • (6)
本棚登録 : 234
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142740021

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • LA市警のベテラン刑事トム・ラドロー(キアヌ・リーブス)は、正義のためには手段を選ばない一匹狼。
    その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、上司のジャック・ワンダー(フォレスト・ウィティカー)だけはトムを信じ、庇い続けていた。
    ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。
    トムは、自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。
    元相棒の殺人事件を調べ始めた刑事が巨大な闇に立ち向かう姿を描く、犯罪小説の巨匠ジェイムズ・エルロイが書き下ろした脚本をキアヌ・リーブス主演で映画化したクライム・アクション。
    不倫の末に死んだ妻のトラウマに苦しんで酒に溺れながらも、囮捜査など特捜部の汚い仕事を一手に引き受けて手荒に犯罪者を締め上げているトム刑事を、キアヌ・リーブスが熱演。
    警察内部の権力争い(内務調査部が刑事部より強いなど)や仲間を庇うために証拠を隠蔽したりするロス市警の闇の部分をリアルに描いているのは、さすがはジェイムズ・エルロイ脚本ならではです。
    「仁義なき戦い」の山守を思わせる狡猾な上司ジャックを演じるフォレスト・ウィティカーの小狡い存在感も、忘れがたいです。
    元相棒を殺害した犯人の正体や警察内部の腐敗の真相も、意外でした。
    硬派なクライムアクション映画の傑作に、仕上がっています。

  • 「L.A.コンフィデンシャル」のジェームズ・エルロイ原案・脚本にしては、粗さが目立つが悪い出来ではない。チョイ役含めて結構なメンツで豪華キャストといっていい。フォレスト・ウィテカーの悪役もいい。ヒュー・ローリーやクリス・エバンスも適役。ナオミ・ハリスやコモンがこんな脇役なんて勿体ない。キアヌ・リーヴスの強引な手段を選ばぬダーティ刑事役があまり似合ってなかったのが惜しいところ。

  • キアヌ・リーヴス主演のアクションサスペンス映画。正義のためなら手段を選ばない警官役で、アクションは控えめ、正義とは何かに揺れ動く心情を描いた、キアヌにしては異色の作品かなぁと思います。テンポも良く、スリリングな内容で良かったですが、ラストはもうひと捻り欲しかった印象です。

  • う~む、微妙。正義のためと自らを「必要悪」として警察組織の中で手を赤く染めるキアヌ・リーヴスが、ピンチの連続を生き抜き、ラスボスに到達するよくあるストーリーなので、作品自体にそこまでの面白さはありません。
    ただ、ラスボスに辿り着いたラストシーンは、他の同じような物語よりも圧倒的な「現実感」としてぶつけてくるので、それを観るための物語だったのだと思わされました。
    それだけに、もっと練り上げた作品にできれば、キアヌがアクションしてるだけに、もっともっと面白い傑作にできそうな気がして残念。

  • 「組織公認ダーティハリー」

    ハリーほどクールじゃないけど
    ハリーよりダーティーな正義

    フォレスト・ウィテカーの格闘シーンに驚きました
    長年彼を見てますがあそこまでの格闘はなかなかないですよね
    時を戻せば『ハスラー2』で彼を見て一発でファンになってしまった私
    あれよあれよと言うまでに天田の映画に出演してバイブレイヤーとしては超一流ですよね
    そういえばドラマ『ER』でもなかなか存在感のあるゲスト出演をしてました
    まだまだ彼を見ていたい、たぶん私の知らない作品にも沢山出ているのでしょうね
    これからももっと彼を追いかけていきたい

  • TVにて
    警官というよりほとんど殺し屋という雰囲気のキアヌ・リーブス.悪いやつと思っていたのがそうではなくという定番のストーリーながら,主人公の影のある一途さに引き込まれる.

  • L.A.市警の中で不正しかしてないようなチームの特攻隊長ラドローをキアヌ・リーブスが主演。
    ゛容疑者゛を躊躇なく撃ち殺したり、不正な行いをたくさんしたり、迷いがありません。
    全てはチームのため。
    ズル賢い同僚にいいように使われてる存在です。
    どんな凶悪な輩にも負けないタフさが見どころのひとつ。
    もうひとつの見どころは、ズル賢い同僚達の 見事な卑劣ぶり。カタルシスを盛り上げます。
    彼等がこの作品を支えているといっても過言ではありません。
    警察上層部や同僚の不正・スキャンダルを、恐らく不正な手段で一手に握ったチームのボスが、どんどん出世していきます。
    ラドローの元バディは、ボスの尻尾をつかもうとして、惨殺されてしまいます。
    自分の不正を暴こうとしていたと吹き込まれた単純はラドロー君は、証拠を消すために元バディがどこまで知ってたか探る内に、ボスが巨悪の根源だったことを知って、ボスに狙われます。
    チームの同僚とボスを皆殺しにしたラドロー君は、不正をしていた上層部に感謝されるのでした。
    不正は続くよ、どこまでも。なエンディング。

    「ギャングみたいな奴らは殺す必要なんかない。
    ほっとけば勝手に殺し合うのだから。」
    と言っていたボスが仲違いで全滅したのでした。

    「トカゲの尻尾を切ってたつもりだろうけど。
    あんたも尻尾だったんだよ。」
    悪徳業者の大ボスが悪徳政治家に殺されかけた、
    マルサの女2のセリフを思い出しました。

  • 途中でクリス・エヴァンスが登場し、「キャップになる前の駆け出しの頃だし、端役かな」と思ったら、意外にもキアヌの相棒になって2人で組織に立ち向かうことに。ここが本作のハイライトでしたね。でもすぐに死んでしまうという無情。ちーん。

    黒幕の見当がすぐついちゃうし(だってキャスティングが大物すぎるもの)、いまひとつ盛り上がりませんでした。

  • 腐敗蔓延系刑事ドラマ。内務捜査モノって大好物だし、アクションもわりとヘヴィでいい感じ。
    クリス・エバンスとキアヌとか美味しいわー、ありがたいわー。

  • キアヌを観たい!と思って観ました(笑)。
    本作品のキアヌはやりたい放題の一匹狼悪徳警官役。悪徳なのか正義の味方なのかちょっとあやふやなんですけどねぇ。
    この役は・・・ちょっとキアヌ向けじゃない気がしました。
    しゅんとした痩せたキアヌだから、清楚感があるというか。オフの時のヒゲボーボーでちょっとオデブなキアヌの方がこの役にはあってそう(笑)
    それにしても、LAは恐いところっていうイメージだけど、LAの警官って・・・こんな悪い警官ばっかりなんだろうか?
    警官は正義の味方でいてほしいよね。まー日本でもいろいろと不祥事はありますけど。
    ジェームズ・エルロイの小説は本当、黒すぎます(笑)。なんか不安になっちゃうんだよねぇ。なので、この映画は成功といえば成功ですね。
    クライマックスは影のボスとキアヌの戦いなのですが、銃撃戦はすごかったです。
    それに、よくよく見ると、キャスティングも豪華!
    見応えはあったのですが、やっぱりキアヌだけがちょっと失敗だったように感じて残念でした。キアヌファンとしては心苦しいのですが^^;

全36件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×