スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

監督 : ダニー・ボイル 
出演 : デーブ・パテル  アニール・カプール  イルファン・カーン  マドゥル・ミッタル  フリーダ・ピント 
  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228093533

感想・レビュー・書評

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  • 5回位見てるけど最後はいつも号泣してしまう。貧困、純愛、兄弟愛。
    最初はサリームがちょっと憎いけど、何度も見てるうちにサリームがいなかったらジャマールは弱過ぎて生きていけなかったんじゃないかな…と。結局全てサリームに助けられてたし。
    最後の三銃士、カンかよwと突っ込みいれたくなったけどエンドロールのはじにD:It is written(運命だった)って書いてあったのを見てまた号泣。
    最後はインド映画?らしくダンスだったw

  • 【ストーリー】 (Amazonより)
    全ての答えの裏側にインドを疾走する彼の人生があった。
    一問正解するごとに近づいていく、運命の恋。
    必ず、君を見つけ出す――。

    運じゃなく、運命だった。アジア最大のスラム街・ムンバイで育った少年ジャマールは、世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」にて 一問を残して全問正解、一夜にして億万長者のチャンスを掴む。だが、無学な彼は不正の疑いをかけられ、番組の差し金で警察 に連行され、尋問を受けることになってしまう。
    彼は一体どうやって全ての答えを知りえたのか?そして、彼がミリオネアに挑戦した本当の理由とは―?





    奇跡のようなお話。
    それより、私はインドのスラムに対しての驚きの方が大きかったです。
    10年前の映画なので現在はまたどう変わっているのかよくわかりませんが...私が世界のことを知らな過ぎるのか...
    日本の今の時代に生きていて ボケているのかなと思わされました。

  • アカデミー賞8部門受賞作。

    脳裏にみのさんの顔がチラついて仕方がない作品。

  • こないだBSPでやってたの何となく見ていたら、おもしろくて最後までちゃんと見てしまった。
    ミリオネアのあの音楽とか演出とか懐かしいね。
    番組の進行と過去と現実とうまく合わさって、貧しい少年が億万長者になる以上のカタルシスがある。

  • 主人公のジャマールの人生が、あまりにもハードで胸が痛くなった。いつもは犯罪や殺人の映画を普通に見ている夫も、これはリアル過ぎて見れないと、途中でギブアップ。

    これがインドのスラム育ちの現実にどれくらい近いのか、考えさせられた。

    ラストシーンが終わった後に、インド映画らしく集団でダンスしてシメたのが楽しかった◎(ストーリーとは一切関係なし)

  • スラム出身の主人公が、どうやってクイズを攻略して大金を得たのか?
    というテーマの映画だと思ったら、骨太のドキュメンタリーであり、究極の純愛物語だったり、迫力のある映像と音楽であったりと、当初の予想を完全に裏切られる傑作映画でした。

  • スラム出身の青年がミリオネアに挑戦するのだが、過去に見聞きしたことの中から答えが導き出せたため不正容疑をかけられて・・・?と言う話。
    最後までの引きや終わり、そしてエンディングまでの道のりが素晴らしく一気に見終わった。

    あと、みのさんのタメって日本独特だったんだなと再実感しました(笑)

  • テーマ設定もストーリーも背景も興味深い
    これは観て損のない映画だと思います!

    けどだからこそトラウマシーンも多かったなあ><
    こんな人生を突きつけられた後だと
    自分はのほほんとした世界で生きてるなほんと
    って思わざるをえませんでした。
    生きるか死ぬか
    食うか食われるか
    何を信じて生きていくか…

    親を自分の目の前で失い
    友人の目が焼かれる?ただれる?のを見
    死の恐怖に何度もさらされ・・・
    幼い頃からそのような環境で育ったら
    「金」を信じるというか、それに執着していくのも
    自然なことなのかもしれない。

    いろいろ印象的な場面のある映画でしたが
    私は最後のキスシーンの
    ジャマール、彼がものすごくいい目をしていたと思いました。

  • 本作では、テレビドラマのような鮮明なビデオ映像と、
    映画特有の粒子の荒いフィルム映像の双方が、めまぐるしく混じる。
    さらに、注視してみると特有の背景のボケ味で分かるのだが、
    一部は、デジタル一眼レフの動画撮影機能を使って撮られてもいるという。
    (撮影禁止エリアや、スラム街のシーンでの混乱を避け、
    スムーズな撮影を行うためだそうだ)

    我々の目は無意識に、
    ビデオ撮影で撮られた映像の上で起こる物語を「安っぽい」と感じるのに、
    たとえ同じ役者の同じ台詞まわし、同じ身振りを見ても、
    フィルム撮影で撮られた映像の上では、重厚さや風合いを感じ取る。

    物語の舞台設定だってそうだ。
    たかが、テレビの、大衆的な、クイズ番組。
    そんなものに、人生やプライドや夢を駆ける様を描くなんて、
    ヘタを打てば、コメディか茶番にしかならないだろう。
    でもこの作品は、ヘタを打っていなかった。

    貧しく学があるわけでもないスラム出身の18歳の主人公に出題される
    クイズの数々は、彼の人生のそこここで起きた、思い出を呼び覚ます。
    思い出とともに刻み込まれた痛みと実感が、彼に正しい回答を教える。

    クイズ番組の進行を見ていたはずの我々は、彼がたどってきた人生を観る。
    “背景”だったはずのクイズ番組。その上の“絵の具”に過ぎなかった、一介の出演者の彼。
    いつの間にか、“背景”と“絵の具”が、オーバーラップして、やがて逆転する。
    いや、画用紙すら取り払われて、
    インドのスラム街の深刻な貧困とやり切れなさ、
    それと相反する豊かな色彩が、向こう側から差し迫ってくる。

    ***

    突然、なんでもない(ものだと思っていた)言葉が、ずしりと重く感じられたり、
    何十もの意味を持って眼前に立ち上ったりすることがある。
    そういうとき、人間は、ブレイクスルーを感じたり、不意に視点が変わって、
    自分の囚われていた事柄の上位概念の存在に気付いたりすることが多い気がする。

    心打つ映画や文章というものは、
    そういった体験に似た感覚を呼び覚ますがゆえに、
    人々に支持されるのではないかと思う。

    主人公の青年が、テレビ番組に出演した動機は、
    かつて生き別れになった幼馴染の少女と再会するため。

    ラストシーンで、彼女を抱き寄せて、彼は言う。
    『君が見てると信じてた』。

    きっと、単に、番組を見ている、という意味じゃない。
    どこかで僕の人生を、君が見ていると、そう信じていた。

    素晴らしい脚本だと思う。

  • 残虐シーンがある映画は見ないようにしているのですが、スカパーでやっていたのを思わず見てしまいました。ダニー・ボイル監督の映画はトレインスポッティングを映画館で見た時以来です。良い映画だとは思いますが、残虐シーンが辛かったです。恋愛映画として見ると印象深いです。

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