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- / ISBN・EAN: 4988126206918
感想・レビュー・書評
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とにかく美味しそう!! 元気になるチョコのお話。
ジョニーはん、素敵すぎ。
酒乱とDVだけは改善の余地ないなぁと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フランスの小さな村。
レノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)の猛威で因習に凝り固まったこの村に、ある日、不思議な女ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と娘アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)が越してきてチョコレート店を開く。
次々と村の掟を吹き飛ばす二人の美しい新参者に、訝しげな視線を注ぐ人々。
しかし、チョコレートのおいしさに魅了された村人たちは、心を開き、それまで秘めていた情熱を目覚めさせていく。
そして、夫の暴力を恐れ店に逃げ込んだジョゼフィーヌ(レナ・オリン)がヴィアンヌ母娘の生活に加わってまもなく、河辺にジプシーの一団が停泊する。
ヴィアンヌは、そのリーダーであるルー(ジョニー・デップ)という美しい男性に心を奪われ、彼を店に招き入れる。
だがよそ者であるジプシーたちを快く思わない村人たちの、ヴィアンヌに対する風当たりは強くなった。
魔法のチョコレートによって自分の本心を解放させていくふたりの物語。
魔法のチョコレートによって倦怠期の夫婦に情熱が戻ったり、片思いしている初老の男性の恋を後押ししたり、上手くいかない母子の関係の仲直りさせたりなどのエピソードをユーモラスでファンタジックに描いていて、美味しそうなチョコレートの数々やチリペッパー入りホットチョコレートが食べたくなるし、肩の力が抜けるファンタジックなヒューマンドラマ映画の佳作です。
キリスト教による道徳も大事だけど、自分の本心ややりたいことも大事だというメッセージを、説教臭くなく伝えています。
ジュリエット・ビノシュ、レナ・オリン、キャリー・アン・モスなど女優陣の演技が印象的でした。 -
ジョニデのセクシーさよ。
新しいものを嫌う高圧的な村長が、村の全てを牛耳っている様子がじわじわくる怖さ。司祭?の説教にまで口出しをして言論統制。バイキングももちろん罪人扱い。少し皆と違うと村八分。小さな世界。
そこに風穴をあけるのがショコラ。魅惑的でセクシーで、食べた人はとりこになる。
さいご、ほんとうの欲望を爆発させるショーウィンドウでの村長の惨めな姿よ。ショコラの存在感がロマンティックというより媚薬やドラッグのような。
とりあえず、ホットチョコレート飲みたいな。甘ったるいだけじゃなくってチリペッパー入りの、スパイスがきいたやつ。! -
北風とチョコレートのお話。
本当の意味で誰も悪い人が出てこなかった。
それでも対立が起こる理由の1つとして、厳格過ぎる宗教は戦いを引き起こすんだなぁ…と思いました。
ホットチョコレートを飲んだときのような、心がほっこりするお話でした。 -
どこかで取り上げられていて、観てみた1本。いい映画ですね、楽しい感じが伝わってくる。世界の違う人たちと話してみること、食べたことのないおいしいものを食べてみること、知らなかった世界を知ること、どれも生きている限り続けたい。"食"という視点に絞れば、小さい子どもからおばあちゃんまでみんなで楽しめる、だからこそ人をつなげる力のあるものなんだよなと改めて感じました。食べたことのないおいしいチョコ、まだまだ世界中にあるんだろうな。そして魅力的な人たちも。後味のいい映画だと思いました。^^
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小さな村でのレノ伯爵の存在感が、物語を構成する。
古い道徳観によって、村人に言ってまわる。なぜか、せこい。
彼の話で、村人たちは、ひそひそとうわさ話をする。
そこに母娘ヴィアンヌ/ジュリエット・ビノシュと娘アヌークが
北風に吹かれて、やって来て、チョコレート屋を始める。
夫の暴力をおそれて逃げ込んだジョセフィーヌは、
チョコレートの魅力にとりつかれ、
そして、どんどんときれいになっていく。
チョコレートが、きっかけ なんだよね。
老女アルマンド/ジュディデンチは、糖尿病だった。
そのチョコレートのおいしさに、目を見張る。
そして、チョコレート屋の常連となる。
ヴィアンヌの表情が、とろけるような色気を発する。
レノ伯爵に対しても、ちゃんと抗議にいく。
筋を通そうとするのだ。
そこに、あらわれる ジョニーディップ。存在感がある。
結局は チョコレートはおいしく 幸せになれる
と言うことなんだよね。 -
TV版!
もっとらぶらぶした感じなのかなーと思ってたんだけど、思ったよりは…って感じだったー。
子供目線の語りだったのは字幕だったからあんまり分からなかったけど、ちょっと怖いはじまりかた?だったからどきどきした・・・。
おはなし自体は良かったなー。ファンタジーも含まれてる部分があるのかな、って思うけど。
母と子の絆のほうが強いかなって感じだし、ジョニデが出てくるのは結構後半だなぁという印象。
ざっくりすると、チョコと宗教と独裁村長・・・のおはなし!
最後はすっきり終われてよかったな^^ -
ジュリエット・ビノシュの衣装が素敵でした。水色の下地に茶の模様が内装のチョコレート店によくあっていました。真っ赤なハイヒールをはいて店にたつので娘に普通のおかあさんのように黒い靴にしてとお願いされるほど保守的な村では目立った姿でした。良い音楽の乗って、伝統を重んじるあまり排他的な灰色の村に、時間をかけて自由を重んじる他者を受け入れ村に陽の明るさと色がついていくお話でした。
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結構ファンタジック!こういう物語風に話が進んで行くの好き。
何よりショコラショーが飲みたくなります。その他にもチョコが美味しそう!チョコを混ぜてるシーンとか素敵!
こんな素敵なことショコラトリーが街にあったらいいな。 -
雰囲気とか街並みとかチョコレートショップの内装とかが個人的に好み。こういう、淡々としてるけどほろりと温かくて、ちょっと浮世離れしてる、みたいの好きです。
なんとなく、アメリに似ているなぁという印象だけどアメリにある、独特の毒っ気はないのでクセなく楽しめます。
…ジョニデが必ずしも必要かと言われるといなくても問題ない気も。
あと伯爵なんか可愛い。