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感想・レビュー・書評
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もしかしたら人生でいちばん好きな漫画かもしれない。
十代の頃出会って本当に感謝している。
好きすぎて作者の羅川さんに対する信頼感が半端ない(笑)
作品を読ませていただくことで、わたしの中で‘信頼できる大人の人’になっていった。
そう思える人と出会えるのは(例え作品越しでも、思い込みでも)子供にとって重要だと思う。
ストーリーはシンプル。
母を交通事故で失った小学生5年生の少年が、残された幼い弟を父と共に育てて行く。
この主人公、拓也くんが真面目で頑張り屋さんでいじらしく、おまけにモテモテのイケメン。弟の実も食べちゃいたくなるような愛らしさと、幼児らしいワガママさを見せる。
人気が出て巻数が進むにつれ、周りのキャラクター達メインの回も増えてくる。
わたしはメインストーリーよりもそのエピソードが好きだった。
様々な事情を持つクラスメイトと大人達。
男の子の夢精のことをじっくり描く回があったこと。
羅川さん曰く、「女の子の生理の事はよく描かれているのに男の子の性的なことが描かれないのに違和感を感じて描いた」そうだ。
ゲイの人が普通に存在し、普通に生きているということ。
主人公と信頼を深めていった後、自分はゲイだと告白したような気がする。さて、小学生の拓也くんの反応は?
世の中にはパッと見ただけでは見えないものがある。
そんな大事なことを教えてくれました。
絵は最初の方はあまり上手ではない。
最近の漫画家さんはデビュー時からものすごく上手い人が多いので、そこで興味をなくす人がいるかもしれないが、是非是非読んでほしいです。
ちなみに当時の友人に熱烈に勧めたら
「かわいいよねっ」
で終わりましたww -
☆5じゃ足りない!
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その昔、姉の花とゆめを読んでいたころに読んでいた漫画です。初めてちゃんと最初から最後まで読もうと思い、大人買いしてしまいました。
正直、この人天才でしょ。魅力的な登場人物に、一つ一つの物語の重厚さというか、深さというか、心の琴線に触れてきます。所々、泣かされますし、最後は案の定ド号泣ですよ。
さあ、皆さん読めば良いと思いますよ。 -
子どもが子育てする。
自分は大人だけど、中身は榎木くんと同じ子どもだと思った。
少しでも後悔しないために、読んでよかった! -
母を亡くし、幼い弟が残され、働く父の代わりに弟の身の回りの世話をせざるを得ない環境となり、様々な苦労を経験する小学生高学年の兄の話。
個性的な人々とのやりとりや心温まるエピソード、切ないお話など、少女漫画だけれど男子小学生にも読まれていた漫画です。 -
好きだったので^^娘に
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子供の時は大好きだったと思うんだけど、もう一度読んでみたらいまいちだった。
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小学生の主人公と、その弟のお話。
母親を事故で無くして、父と兄弟で助け合って生きていく様が描かれています。
子育ての大変さ。人の暖かさ。生きていくのに大切なことがいっぱいつまってるように思います。だって読み終わったあとは、ちょっと幸せになれるんです。人に優しくありたいとなぜか思えてしまうんです。
友達は絵柄がちょっと…なんて言ってバカにしていましたが、そんなの気にならないほど素敵な内容です。読んで損はありません。全18巻の間に何回も泣かされること間違いなしです。
わあっ……!懐かしい。ちっちゃい頃、TVアニメを姉と一緒に観ていました。
交通事故のシーン、ベビーカ...
わあっ……!懐かしい。ちっちゃい頃、TVアニメを姉と一緒に観ていました。
交通事故のシーン、ベビーカーを押してお母さんだけが死んでしまうシーンと、ビーバッボーイというフレーズの歌が未だに記憶に残ってます。
あなたのレビューのおかげで、懐かしい作品とまた巡り会えました。多謝!
そうですね!そういえばアニメにもなっていましたね!
残念ながらわたしは見てなかったのですが。
弟の実のか...
そうですね!そういえばアニメにもなっていましたね!
残念ながらわたしは見てなかったのですが。
弟の実のかわいらしさがアニメだと増していそうです。
お気に入りキャラの‘藤井君’の声はどんなだっだのでしょう。ドキドキ(^-^)
私にとっても思い出深い漫画ですが、ちっちゃい頃の夜型読書人さんとお姉さまの思い出のひとつにもなってたんですね~。
ヒット漫画の影響力ってすごいです。
今、弟は守ではなく実だと気づきました。
レビューの方も直しますね。
コメントありがとうございました!