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- / ISBN・EAN: 4933364611659
感想・レビュー・書評
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オドレイトトゥ主演のココを観た直後の、シャーリーマクレーンとバルボラボブローバ主演で観る。
監督の感性次第で如何様にも変わる解釈の醍醐味を楽しんだ。
どちらにせよ、ココシャネルは類い稀な勇気と強さを持った女性。前衛的で、強くて美しくて、自由で孤独。センスと直観力が超越してるだけでなく、努力の人で、学ぶものが多い。
「分別って言葉は大嫌い、死の匂いがする!」って、喚き散らす晩年のココを演ずるシャーリー、最高。イケてるババア(褒めてる)、シャーリーの魅力に、ココの名言「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。」を思い出す。まずは、50歳の時、恥ずかしくない良い顔を持ってたい。
実は、愛用の香水がシャネルで、5番誕生シーンには、腰が浮いた。この香りに、日頃、エネルギーと女の自覚と未来をもらってます。
明日もテンション上がる服を着て、シャネルつける。
勘違いしないように気をつける習うべきところは、一も二もなく、勇気と努力。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女は自分のために服を着る
そういっていろんな価値観を変えていった強い女性。でも、強いだけじゃない。
「みんな」とか「誰か」とか、得体の知れない何かに翻弄されるのではなく、自分の五感で感じて生きていきたいと思わせてくれる1本でした。 -
パッケージのシャーリー・マクレーンに惹かれて見てみた。
映画は冒頭、第二次世界大戦後、隠遁生活から再び表舞台にと働く老いたシャネルから始まる(この時シャネル70才である)。シャーリー・マクレーンは写真でよく見る年のいったシャネルの雰囲気そのまま。その貫禄がすごい。口元の皺さえ愛おしく、しかし瞳は茶目っ気がある。「ダウントン・アビー」でみせたメアリーの母親の時さながらだ。
映画はシャネル再起の場面と、若き日の、いかにして「シャネル」になったか、を描く。
孤児院からお針子、帽子店の開設、ジャージー生地の採用、そしてシャネル・スーツとシャネルは、男性の鑑賞用としての服装ではなく、常に自分が女性が動きやすい着ていて気持ちいい服を作った。その主張が一貫して映画では描かれる。ここがよかった。
将校バルサンとその親友のイギリス人でユダヤ人実業家カペルとの出会い、成功した1920年代までを描き、第二次世界大戦でのドイツ軍との関係は描いていない。
2008アメリカ・フランス・イタリア
2019.7.5レンタル -
シャネルの人生の一面だけを捉えてエンターテイメント向けに再構成したような映画。シャネルを知らない人にとっては登場人物が多すぎるし、シャネルを知っている人にとっては登場人物が少なすぎる。
編集のしかたによってはもう少し良く見せれたんじゃないかな。 -
2015.3.24
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二人目の男(イギリスのお金持ち)が運命の相手なのかどうなのか、どぎまぎした。
Wikipediaを見たら、彼が死んだあとにも、第二次世界大戦に関わったり?とか、色々あったみたいだけど、その辺も気になる。 -
おしゃれっぽーいって思って手に取ってみた。
彼女について何も知らなかったけど、かなり革新的だったことがよーくわかった。
衣装が全体的に好み♡ -
おばあちゃんのココ超かっこいいな。男がいてこその女じゃないのよ!っていう。とても素敵な女の生き様。
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ココ・シャネルが次々生み出すファッションも見所だけど、オシャレなだけじゃなく、女の生き様のようなものを見せられた映画だった。
「人と違ってこそ"かけがえのない女"になる」
「自分の生き方を決めると人はクヨクヨしなくなる」
この二つの台詞が印象的。
すべて失ってもまたゼロから始めるシャネルの潔さと逞しさは勉強になりました。 -
運、能力、頑固さ(自己主張の強さ)で稀代の人物にまでのし上った女性
当時の洋服に批判的で煌びやかで派手なものから、多くをそぎ落とし、シンプルにした
果たして現在のシャネルはそれを引き継いでいるのか?彼女は嘆いていないだろうか