ノーボーイズ、ノークライ [DVD]

監督 : キム・ヨンナム 
出演 : 妻夫木聡  ハ・ジョンウ 
  • メディアファクトリー
3.38
  • (10)
  • (33)
  • (34)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 178
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228096213

感想・レビュー・書評

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  • 驚くほど、自分の心にぴったりと寄り添ってくれる映画だった。
    こういう映画の出会いは奇跡的で、本当に嬉しい。
    今、このタイミングで観られたのもよかったかも。

    べったりしすぎない青春もの。
    ヒリヒリも極限で、我慢も限界。
    泣かないで、王子。
    最後の台詞がくさすぎるが、もうそれくらい言っちゃって下さい。
    そしてどことなくユーモラス。
    はたから見たら面白い逃避行。
    もちろん本人たちは本気だけどね。
    このラストもお気に入りです。

    • オテモトさん
      はじめまして。このレビューに共感してコメントさせていただきました。
      まさに私が感じたことが書かれていたので(笑)
      フォローさせていただきまし...
      はじめまして。このレビューに共感してコメントさせていただきました。
      まさに私が感じたことが書かれていたので(笑)
      フォローさせていただきました^^
      2011/02/15
  • 柄本佑ってこんな役もするんや。すごい。
    妻夫木聡と渡辺あや目当てで観た。しかし何かが足りない。リアリティかな?必然性も足りなかった。他にも生きてく術はあったのに、とどうしても考えてしまう。
    あとタイトルの意味もいまいちわかんないね。ボーイでもなければ、あの男2人は一般的な境遇の男でもないから、当てはまらない気がする。
    ただやっぱり妻夫木聡はすごくて、必死にいろんなものを守ってるのに、不甲斐ない、普通の青年を見事に演じてたと思う。

  • 2009年
    妻夫木聡 ハジョンウ

  • 2014/12/17

  • 妻夫木君、やっぱり演技うまい。

    普段は笑顔もすてきだけど孤独で不器用な男をやらせたら本当に鳥肌がたつほどうまい。

    居場所が無く生きることへの執念も消えかえたような日本人青年と韓国人青年の乱暴でぎこちない友情が切なかった。

    家族を守ることと友情を貫くことが二人の生と死を決めていく。

    渡辺あやのすこしシュールで淡々とたおもしろい世界観を期待すると、この暗さはすこしつらいかもしれない。

    でも妻夫木さんたちの演技は必見です。

  • 人魚が、、、いたりいなかったり

    ジョゼ、メゾン・ド・ヒミコに続き渡辺あや脚本の本作。

    一つ欠けたら全てが崩れてしまいそうな綱渡りの状況下で必死でもがきながら家族を守る享と家族を知らず孤独に生きるがどこかあっけらかんとしたヒョング。孤独な二人が出会い運命の歯車が動き出す。

    つかの間の団欒やカラオケ、タバコのくだりなどふっと肩の力が抜けるような思わず笑みがこぼれてしまう場面を気付くと思い返していて、こういう人間くさい話が結構好きなのかもと思いました。

    アジアの純真歌ってるハ・ジョンウはチンチャ モシッター✩

    あと天然コケッコーも渡辺あやさん脚本と知り観てみたいと思いました。きっとくらもちふさこさんの雰囲気と合うだろうなー

  • 映画全体の空気感が好きです。

  • 韓国から日本へ麻薬を密輸させられている韓国人の青年と、日本の韓国マフィアで訳あって働いている真面目な日本人の青年の、少しだけ、ボーイズラブ風な女子視点もある友情の物語。

    脚本が日本人、監督が韓国人という、完全日韓合作映画です。
    私は韓流ドラマがあまり好きではなく、先入観があればこの映画を観なかったと思います。
    そして、序盤、小津映画を思わせる緩慢な、釜山港のボートでの青年のシーン始まった時も、淡々としており、私がイメージしていた韓流映画とはまるで違う雰囲気でした。

    韓国マフィアで働く、妻夫木くん演じる普通の日本人が登場した時、そのダサくぎこちない姿にやっと、日本が異国である視点であることに気づきます。けれど、その感触が韓流では無い、世界共通の「映画」である為、何も違和感がありません。

    ファンタジックとも思えるストーリーの筈なのに、何故か、日常の手触りがある映画。それは、家族の本質を様々な視点から見せ付けて来るからではないかと思います。

    家族の痛み全てを抱えこんでいる、妻夫木くん演じる亨が「ある日家が焼けてみんな居なくなればいいと思う」と言う。
    酷い台詞の筈が、それを言う彼の痛みをそのまま受けとり、見ていた私も思わず嗚咽しました。

  • 決して好きな内容ではないのだけれど、なんだか、良かった。
    最後もいいな、って思った。
    嫌悪感と、あぁ、いいな、っていう感情がうまくまとまる不思議な感覚。
    見て良かった。

  • 観るのは二度目。
    たしかレンタルが出てすぐのときに一度観たのかな?

    何度観ても胸がぎゅうっとなる。
    捨てたい、つながりたい、守りたい……。
    登場人物たちのいろんな思いが感じられる作品だと思う。

    今回初めて気づいたけど、渡辺あやさんが脚本なんですね。
    あーそりゃ好きだわと納得。
    渡辺あやさんが脚本を手がけた映画はほぼ観てるんだけど、いずれも大好きな作品ばかり。

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