ブラッド・ダイヤモンド [DVD]

監督 : エドワード・ズウィック 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ジャイモン・フンスー  ジェニファー・コネリー  カギソ・クイパーズ  アーノルド・ボスルー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.01
  • (118)
  • (169)
  • (83)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 782
感想 : 117
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135803825

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Amazonプライム視聴

    無料だし、観ないともったいない作品。
    ディカプリオがいい感じに影あって良かった。

    アフリカでダイヤモンド採掘している黒人との絡み。そこに女性記者。

    人というものは、どんな生き方をしてきたとしても、人のために何かを成してしまうものなのかもしれない。
    いい人はいいことばかり、悪い人は悪いことしかしない、なんて表面的に捉えがちだけど、
    人というものにおいて、その良し悪しって関係ないのかもな、なんて思ってみたり。

  • 内容紹介(Amazonより)

    これまでにないディカプリオが放つ、衝撃のアクション超大作!

    アフリカのシエラレオネ共和国で、3人の男女が運命的な出逢いを果たす。元傭兵のダイヤ密売人アーチャー(ディカプリオ)、反政府軍RUFの襲撃によって家族と引き裂かれたソロモン(フンスー)、そして、紛争ダイヤモンドの真実を暴こうとするジャーナリストのマディー(コネリー)。すべてはソロモンが闇ダイヤの採掘場で大粒のピンク・ダイヤを発見することから始まる。ひとりはそのダイヤの利益で救いのない暗黒大陸から抜け出そうとし、ひとりは引き裂かれた家族を取り戻そうとし、ひとりは真実を記事にするための動かぬ“証拠”を求める。

    アフリカ地域紛争で武器調達の資金源として不法取引される“ブラッド・ダイヤモンド”。そのひとつのダイヤに託された、全く異なる3つの願い。アフリカが現在もなお抱える問題を絶大なリアリティで力強く描き、物語は感動的なラストへと向かっていく―。



    ウィキペディアによると この映画では、反政府勢力のRUF側にのみ少年兵が登場するが、実際にはシエラレオネ政府軍も少年たちを兵士にしていた、とあり 罪のない人々に採掘をさせ 子供達をコントロールして兵士にさせるというのは人道的にも問題だなぁと思いました。
    後半のアーチャーが最後に雄大な自然を見ながら電話でマディーに連絡し、ソロモンを助けて欲しいこと、そして別れを告げているシーンは涙が出ました。
    アーチャーは亡くなってしまったけど ソロモンの家族が再会出来て本当に良かったです。
    『タイタニック』を観た時は思いませんでしたが レオナルド・ディカプリオ、カッコいいです!

  • ~☆~レオナルド・ディカプリオォォォ~!~☆~

    内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国で
    傭兵兼密輸商人のアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)と
    大粒ピンクダイヤモンドを見つけ隠した
    漁師のソロモン(ジャイモン・フンスー)が
    そのダイヤモンドを巡って反政府軍に追われることになる。

    そこに紛争ダイヤの密輸の実態を追うアメリカ人女性ジャーナリスト、
    マディーが現れ特ダネを渡す事と引き換えに協力を取り付けるが・・・。

    アーチャーは非情な男だったが行動を共にする内に
    ソロモンの悲しみと悲惨な現実を目の当たりにして心が揺れる。

    これは内容の濃いいすばらしい大作映画だと思いました。

  • これ、ほぼ実話?
    シエラレオネでの内戦。反政府勢力に虐殺される市民。
    誘拐され、兵士にされる子どもたち。ダイヤの密輸人にデカプリオ。

  • ふとケーブルテレビのチャンネルをコロコロ変えていたら久しぶりのレオナルド・ディカプリオを発見し最後まできっちり観てしまった…作品。

    これ実話が元になっている話なので
    ドキュメンタリー好きな人とか社会派ドラマとか好きな人にはオススメです。
    ネタバレになるけど、
    「ブラッド・ダイヤモンド」その名の通り、血のダイヤモンド。
    登場人物全てのダイヤモンドの使い道と言いましょうか
    お金・家族・真実と、その人それぞれ求めてるのが違うといいますか。
    とにかく沢山の血が流れる話です。
    でも実話に基づいてるので、そこは観る人の主観で変わるのかもしれない。
    しかしながらディカプリオは嫌な奴だったけど
    最後は最高です。
    久しぶりに観たけどいい役者だと思ってます。
    で、
    この話で分かったことがたくさんあった。
    著名人・有名人がこぞって身につけるダイヤモンドは
    ズバリ幸せ&富の象徴。
    が、その裏では発掘時に
    沢山の血が流され、その後どういう経緯を経てお店に並び
    最終的に消費者の手元に届くのか。ということ。

    国際市場で高値で取引されるダイヤモンドは
    アフリカ内戦地域での武器調達の資金源として
    不正な取引で流出するわけです。
    裏の裏、さらに裏側のルートをまわって加工し
    しまいには正規のルートに入る仕組み。
    ダイヤモンドの市場価格を高値で維持しないといけないから
    大量のダイヤモンドをこっそり隠し金庫にしまって供給のコントロールをしているわけです。

    実際、この映画の舞台にもなった西アフリカのシエラレオネ。
    内紛当時、ダイヤモンド産出がなぜ多かったかというと
    ほぼ平地で鉱山と違って大掛かりな設備費用が掛からないし
    労働力として、強制採掘させられるいわば奴隷ですよ。
    戦争って本当嫌だわ…
    (因みに2007年に民主国家になってるけどそれまでは奴隷制度や内戦で安定してない国家だった…つい最近だわ…)

    なんだかんだ昔っから言われ続けている
    「婚約指輪は給料3ヶ月分」という謎のキャッチコピーも
    現在起きている紛争の裏の裏には何があるの?
    争いを仕掛けて徳してんのは誰?ということを
    すごく考えさせられる作品です。
    あ、別にダイヤモンドを買うなってわけではないです。

    キンバリープロセスというちゃんとした
    ダイヤの原石に原産地証明書の添付を義務&紛争ダイヤを国際市場から締め出すための制度を世界で導入していますので。
    だけどいかにも怪しいキンバリープロセスなしのダイヤモンドは
    買ってはダメです。。

  • アフリカ・シエラレオネの腐政府問題や少年兵問題を色濃く取り扱いながらも、家族愛、友情、恋愛などの様々な人間ドラマがナチュラルに描かれている作品。
    密輸売人役の主演レオナルド・ディカプリオのワイルドな演技に魅了されつつも、アーチャーという一人の男の、人間らしい”変化”に着目したい。

    運命とは何か。
    幸せとは何か。
    今、自分が追い求めるべきものは何なのか。

    そんなことを夢中で考えさせられた。

  • [鑑賞日:WOWOWにて2008年12月3日]

    BLOOD DIAMOND
    2006年 アメリカ
    日本公開日:2007年4月7日
    監督:Edward Zwick
    出演:Leonardo DiCaprio、Jennifer Connelly、Djimon Hounsou、Michael Sheen、Arnold Vosloo...他
    [英語]

    ■あらすじ
    1999年。アフリカ、シエラレオネ。反政府軍RUFに村が襲撃され、家族と引き離されたソロモン・バンディは、ダイヤモンド採掘場に送られる。発見したダイヤを隠し持とうとするならば、即殺されるという危険な中、ソロモンは大粒のピンクのダイヤを見つける。政府軍襲撃の混乱に紛れ、ダイヤを埋め隠し、その後捕われた。ダイヤの密輸に失敗したダニー・アーチャーは、同じ収容所にいたソロモンと丸丸の会話で、ピンク・ダイヤの存在を知る。釈放後、ダニーはソロモンに会い、家族探しの協力と引き換えに、ダイヤの隠し場所を教えるよう迫る。ダイヤ密輸の闇を追うジャーナリスト、マディーを巻き込み、ソロモンは家族を見つけるが、そこに息子はいなかった。

    ■感想
    感情移入出来る作品ではなかった。そもそもフィクションとして現実を見るべきか、ノンフィクションと踏まえた上で作られた物語と見るべきかさえ、迷う。ただ、考えさせられた作品だったということには間違いない。

    映画の内容のことで言うなら、アーチャーは本気でソロモンの息子を探してやろうとしていたのか、それとも最後までピンク・ダイヤモンドだけのことを考えていたのか? 本音を言わない男だ。見ている側にも本音を曝さない人だ。いや、それが本当の騙しのテクニックなのか? クライマックスのほうでは、ソロモンとアイコンタクトで通じ合い、ソロモンの息子を助け出したのにも関わらず(ここでは、「本当は良い奴じゃん」と思わせ)、次のシーンではダイヤを強奪してしまう(「意地汚い奴」に心変わり)。しかし、ラストシーンでは、アーチャーが被っていた仮面も割れてしまう。それはそうだよな。最後の最後まで欲の張った人間で終わらせたくはないよな。

    偶然にもこの映画を見る数日前に、『BS世界のドキュメンタリー』の再放送で、「ダイヤモンド・ロード 前編 格差を生む魅惑の輝き(再)」を途中から見ていた。“ブラッド・ダイヤモンド(血のダイヤモンド)”のことはその前から話に聞いていて少しばかり知ってはいたが、今回、この映画を見て、シエラレオネで何が起こっていたのか、わかった気がする。ダイヤの売買の裏で、武器と取り引きし、部族が襲撃され、ダイヤがなんであるか知らない人々が採掘場で強制労働させられ、そして次々に人が殺されて行く……市場では、奇麗に磨かれた高額なダイヤが店に並び、それを買い、身につける人がいる。

    ダイヤや宝石に興味はないが、そういうことがあったと知った今、もし自分が今、高価なダイヤの指輪やネックレスと持っていたとしたら、それがどこから来たダイヤなのかと気に病んだと思う。手放せるものなら手放しているだろう。

    アフリカで起こった内戦や虐殺事件をテーマにした映画はこれまでにいくつか見た。ルワンダやソマリア、南アフリカ。「人類の起源」と言われるアフリカ。アフリカの広い大地を踏んだことのある人々がよく「人生観が変わった」みたいなことを口にするが、それはアフリカの一部を見てのことなんだと想像する。アフリカは大陸であって、一国ではない。アフリカはいろんな顔(国)を持ち合わせている。富もあれば、飢えもある。内戦もあれば、陽気な歌声もある。すべてを見たら人はなんて言うのだろう? 「人生観が変わった」。それも間違いはないと思う。

  • ダイヤモンドを見る目が変わる。いままではカラットとか、そういうところにしか注目していなかったのに。

    勉強になりました。

  • 最後よかったです。
    需要があるから供給があるんですよね。

  • 最近はコメディー映画をよく選んでいたので、たまには社会派の作品でもとブラッド・ダイヤモンド。

    現地で少年兵の更生の支援をしている教師が「正しい選択をするのは難しい」というのだけど、何かこの映画全体を貫いているテーマのような気がした。
    金がからみ欲が刺激されると人間が利己的になり正しさを失う。それに振り回される弱い立場の人間も、また正しい選択をできなくなってしまう。

    非人道的な少年兵の仕組みは観ていて本当に気分が悪くなった。権力者に都合のいい教育をして、子どもの自由を奪い続け利用している。こういう現実が存在しているのを知れただけでも、観た価値はあった。
    後半の、父親が息子に銃口を向けられながらも、家族の愛情を語る緊迫したシーンは素晴らしかった。
    息子を巨悪から守るため、身近な愛情を静かな涙とともに語る逞しさは説得力があったし、この場面で銃を手に取り身を守ろうとする息子に罪はないという凄みは本当にその通りだと思った。

全117件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×