ダーティハリー2 [DVD]

監督 : テッド・ポスト 
出演 : クリント・イーストウッド  ハル・ホルブルック  ミッチェル・ライアン  デビッド・ソール  ロバート・ユーリック  ティム・マシスン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.54
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本棚登録 : 89
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135806345

感想・レビュー・書評

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  • 流石に面白い。

    はみ出し者のハリーキャラハンのはずが、正義にしか見えない。警察が組織的な犯罪をしていたら。

    荒唐無稽な設定だけど、全然そんな気がしない。
    それは物語展開の職人技とイーストウッドの存在感がそうさせているのだろう。
    あとは、この映画が現代にも通じるテーマを扱っているからではないだろうか。

    我々は組織自体が持つ怖さを身に染みて感じている。
    個人の自由は組織、集団の前に抹殺される。
    最近のポピュリズムのように主観的な”正義”が何を裁いても良いと、集団的な暴力行為、人権を侵害するような行為にも及んでいる。場合によってはそれを国家が行っている。

    こんな世の中だからこそ、この映画はいまでもリアリティを持って迫ってくる。
    あなたが、自分自身を、自分の考えを強く信じないと、世界はあなたを滅ぼすかもしれない。
    そんな恐怖に立ち向かうような映画。

  • 今度の敵はナゾの白バイ隊員だ! 怖い方のハリーがやっぱり不届き者をぬっころしにいくよ!

  • ダーティハリーことハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)は忙しかった。ハイジャック事件を片づけると次は4人組の武装警官による容疑者事件に取り組まなければならなくなった。数日後、今度は山の手の別荘地で殺人事件が起こった。殺されたのは法の盲点をついてのし上がってきた悪党だったが、家族、友人たちと一緒にプールで遊んでいた所を例の謎の警官が、マシンガンで皆殺しという残虐さである。さらに第3、第4の犠牲者が出た。売春組織と麻薬組織の大物だった。そしてパトロール中のハリーの友人チャーリー・マッコイ(ミッチェル・ライアン)も射殺された。親友マッコイの仇をを討つためにも、ハリーは捜査に全力をあげた。そしてとうとうその尻尾を掴んだ。犯人はベン・デービス(デイヴィッド・ソウル)、ジョン・グライムス(ロバート・ウィック)、フィル・スイート(ティム・マティソン)、レッド・アストラカン(キップ・ニーヴェン)の4人の新米警官だった。だが、彼らは何ら悪びれた所はなく、自分たちはナマぬるい法律にかわって悪を裁いただけだと主張し、逆にハリーを脅しにかかった。犯人たちはハリーの証拠固めを妨害し、彼のアパートに爆弾を仕掛けた。間一髪でハリーは助かったが、相棒の黒人警官アーリー・スミス(フェルトン・ペリー)は即死だった。怒り心頭に達したハリーは上司のブリッグス(ハル・ホルブルック)に全ての証拠が揃ったことを連絡した。早速やってきたブリッグスの車で本署に向かおうとしたが、意外にもブリッグスは若者グループのリーダーだった。拳銃を取り上げられたハリーの後からは死刑執行人たちがつけてくる。一瞬のスキに乗じたハリーはブリッグスを叩きのめしハンドルを奪った・シスコの急坂で猛烈な追撃戦が始まった。ハリーは造船所に廃棄されていた空母の中へ逃げ込んだ。彼は血みどろに傷つきながらもついに一味をやっつけた。
    クリント・イーストウッドの代表作「ダーティハリー」シリーズ第2作。
    今回の敵は、法で裁けぬ悪党を処刑する白バイ軍団。ハリーと共通の法の壁に対する怒りはあるが、刑事を法より上と勘違いし処刑人のような白バイ軍団は、ハリーと決定的に違っているところがある。ハリーは、基本的に法の秩序を信じている。敵が法を越えた時にだけ、銃による鉄槌を下す。
    スーパーでの銃撃戦、摘発の最中の銃撃戦、敵の白バイ軍団とカーチェイスしながらの銃撃戦などパワーアップしたガンバトルも迫力満点。ハリーと黒人刑事アリーやチャーリーとの友情、同じマンションに住む美人に言い寄られたり、ハリーのプライベートが前作より描かれている。
    法の秩序の壁にどう向き合うかという硬派なメッセージ性も含んだ痛快ポリスアクション映画。

    • moboyokohamaさん
      すごいですね、クリントイーストウッド作品はほぼコンプリートですか⁉︎

      フォローありがとうございます。
      私もフォローさせていただきます。
      すごいですね、クリントイーストウッド作品はほぼコンプリートですか⁉︎

      フォローありがとうございます。
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      2022/12/29
    • daiyuuki24さん
      moboyokohamaさん まだですね!コンプリートに向かっていく感じです!フォローありがとうございます。
      moboyokohamaさん まだですね!コンプリートに向かっていく感じです!フォローありがとうございます。
      2022/12/29
  • 犯人である謎の白バイ軍団はビジュアル的にはイカしてますが、1作目のイカれた犯人にくらべるとどうしてもインパクトが弱いですね。意外な黒幕がいたりとプロットもよく考えられていますが、全体的に物足りない感じです。ヒット作の続編って難しい…。

  • 前見た時は面白くなかったんだけど、今回観直してみたら前作とはまた違った緊張感があって面白かった!白バイ警官も犯人としてのインパクトがあるし、ハリーの日常や周辺も描かれる辺りも良かったなー!!

  • ダーティ・ハリーシリーズ2作目。
    相変わらず渋い親父が活躍します。今回は犯罪者が次々と暗殺されていく。容疑者は警察??です。
    ハリー・キャラハンの正義が光ります。

  • 射撃の腕が凄いとカッコいいね!

    ストーリー
    ハリーの行くところ、凶悪事件が待つ!!

    サンフランシスコ警察のハリー・キャラハンは、相変わらず事件に明け暮れていた。そんなある日、完全武装した警官らしきグループによる射殺事件が起こる。殺されたのは殺人容疑がかかった組織の大物であった。謎の警官による事件は、次々と発生。被害者はいずれも麻薬組織や売春組織の大物ばかり。独自に事件を捜索するハリーの前に思わぬ犯人像が現れる…。クリント・イーストウッドがスタントなしで挑む、決死のアクションが連続するシリーズ第2弾。

  • 警察内部でのゴタゴタ スカッとするほど殺す

  • 先日、BSジャパンで放映していた『ダーティハリー2(原題:Magnum Force)/1973』を観ました。

    -----story-------------
    法の目をかいくぐる犯罪者が次々と殺される。
    「ハリー」は、事件の裏で私的制裁を行う白バイ隊員たちがいる事を知る。
    警察内部の腐敗、抗争に焦点を当て社会派の色を濃くしたが、その分一作目のようなアクション映画としての面白さは薄くなった。

    組織の大物や悪党など、法の目をかいくぐってきた犯罪者たちが次々と何者かに殺されていく。
    サンフランシスコ市警の「ハリー・キャラハン刑事」は、射撃大会で優勝を争った白バイ警官「デイヴィス」と3人の仲間が犯人であることを突き止めるが、彼らは法に代わって制裁を行っているだけだと主張。
    「ハリー」の協力が得られないと知るや、今度は「ハリー」の命までを狙うようになる。
    友人の警官や、相棒である黒人刑事「スミス」まで犠牲になるに及び、ついに「ハリー」は上司である「ブリッグス」に全てを明らかにしようとするのだが…。
    -----------------------

    「クリント・イーストウッド」主演の『ダーティハリー』シリーズの2作目で、当時は前作を超えるヒットになった作品らしいです、、、

    オープニングがカッコ良くて、最初っから作品に引き込まれますね… 真っ赤なバックにS&W44マグナムとタイトル、

    その後、キャストやスタッフが表示され、

    最後には、鑑賞している側に銃口が向けられる、

    イイですねぇ… 印象的でした。


    本作品は、サンフランシスコ警察内部の犯罪と「ハリー・キャラハン」が対決するという物語、、、

    司法では裁かれず、無罪となった犯罪者たちを、次々と処刑する謎の白バイ警官… 「ハリー」は、交通課所属の4人の新人警官、「ジョン・デイヴィス」、「マイク・グライムズ」、「フィル・スイート」、「レッド・アストラカン」による犯行と疑い、独自に捜査を進め、警察の射撃大会で「ハリー」と決勝戦で対戦した「デイヴィス」の弾を回収し、犯罪に使われた弾と「デイヴィス」の弾は一致することを確認し、犯行は4人の新人警官であることが確実になった。

    「デイヴィス」等は「ハリー」を仲間に引き込もうとするが、「ハリー」はその誘いを一蹴… その日から「ハリー」は彼らから命を狙われるようになる、、、

    しかも、新人警官たちを裏で指揮している黒幕は「ハリー」の上司「ブリッグス」だった… 「ハリー」は「ブリッグス」に拳銃を奪われ、絶対絶命のピンチを迎えるが、一瞬のスキに乗じて「ブリッグス」を叩きのめし、新人警官たちと対決する。

    相変わらず、激しいガンアクションと、カーアクションが見物でしたね、、、

    本作品ではバイクも大活躍でした… 犯罪者へのあくなき執念を見せ、自分の信じる正義を守るためには手段を選ばぬ非情な「ハリー」の行動は、ちょっとやりすぎ感がありますが、とてもスッキリして、ストレス解消になりますよねぇ。

    愉しめました!



    --------------------------
    監督:テッド・ポスト
    製作:ロバート・デイリー
    キャラクター創造:ハリー・ジュリアン・フィンク
             R・M・フィンク
    原案:ジョン・ミリアス
    脚本:ジョン・ミリアス
       マイケル・チミノ
    撮影:フランク・スタンリー
    音楽:ラロ・シフリン
    出演:
     クリント・イーストウッド ハリー・キャラハン
     ハル・ホルブルック ブリッグス警部補
     フェルトン・ペリー アーリー・スミス
     ミッチェル・ライアン チャーリー・マッコイ
     デヴィッド・ソウル ジョン・デイヴィス巡査
     ロバート・ユーリック マイク・グライムズ巡査
     ティム・マシスン フィル・スウィート巡査
     キップ・ニーヴン レッド・アストラシャン巡査
     ジョン・ミッチャム フランク・ディ・ジョージオ
     アルバート・ポップウェル J・J・ウィルソン
     クリスティーン・ホワイト キャロル・マッコイ
     アデル・ヨシオカ サニー
     マーガレット・エイヴリー 娼婦
     スザンヌ・ソマーズ プールの女
     モーリス・アージェント ナット・ウェインスタイン

  • BSプレミアムシネマで。
    王道!イーストウッドがカッコいい。

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