フィッシャー・キング [DVD]

監督 : テリー・ギリアム 
出演 : マーセデス・ルール  ロビン・ウィリアムズ  ジェフ・ブリッジズ  アマンダ・プラマー 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.48
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  • (9)
  • (5)
本棚登録 : 197
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462069771

感想・レビュー・書評

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  • 最初に観たのはどれほど前だったのだろうか
    何だか暗くてよく分からない話だな~と思っていたのだが
    他の作品と混同していたらしく、やはりこれもまたロビンさんの存在感に圧倒されました。
    なぜこうも私の心を掴む作品ばかりに出ているのか
    映画に出てくる役は彼そのもののように思えてしまう
    が しかし 実際は彼自身も迷い歩く人だったのだなと

    大丈夫! すべてをひっくるめて大好きですよ
    かわいいお尻がチャーミングですよ。

  • ロビン・ウィリアムズ追悼。

    なぜ今まで見なかったのか・・・
    とても面白かった。
    とてもファンタジックでラブリーな映画でした。

    自分の不用意な言葉で多くの人に不幸を招いてしまったDJ。
    そのDJの言葉が引き金となった惨劇の渦中で
    心を失ってしまったパリー。

    運命のいたずらはふたりを幸か不幸か引き寄せてしまった・・・

    ロビンの狂人的振る舞いは唯一無二。
    モンティ・パイソンのテリー・ギリアムがお得意の
    神話と狂人と現代を彼ならではの手法で
    見事にブレンドしてありました。
    精神を病んでしまった人の妄想が具現化した
    炎の騎士のビジュアルに感心しました。

    絶妙のさじ加減でファンタジーだけにもシリアスにも
    ラブストーリーだけにもならないで成立してありました。

    あまり見たことのないストーリーでした。


    それにしても洋画では精神を病んでしまった登場人物が
    良く出てきます。
    割とそのままに。
    邦画ではシリアスなストーリー展開しか許されない感じだが
    洋画ではコメディにも、SFにもよくでてくるのは
    文化・歴史の違いなのだろうか。

    おすすめ。

  • ラジオDJの不用意な言葉で銃乱射事件が起き、DJは職を失い人間不信に。
    どん底の中、事件で心が壊れたホームレスと出会って人生観が変わり始める。

    言い出しにくそうにしながら「彼のためになる事をしたいんだ」という主人公と、その行動をしぶしぶだけど手伝い、上手く行った時に「あなたを誇りに思う」と言ったアンも素敵でした!

    ロビン・ウィリアムズの存在感もすごい。
    壊れてる時と記憶が戻りそうな時の流れが自然で、引き込まれて赤い騎士が出てきたところは息が苦しかったです。

  • 「僕は、恋愛小説や恋愛映画などには非常に疎いのですが、それでもこの映画を観て、恋愛の映画もいいものだな、と感じました。日常の風景に突然、悪魔のような騎士が登場してきたり、銃乱射事件が絡んできたりと、奇妙な(この監督らしい)面白さもたくさんあります。でも基本的にこれは、笑って、じんと来る、非常に贅沢な恋愛の映画なんだ、と勝手に思っています。」

    (『3652』伊坂幸太郎エッセイ集 2003年筆 p.73より)

  • 映画紹介欄にファンタジックコメディーとあって観たのだけど、面白かったけど、
    ファンタジックコメディーと言えるほどファンタジーでもないしコメディーでもない気もしたのだけれども…?
    ファンタジーだとばかり思っていたら、重くて考えさせられる内容が主軸になって紡がれていく物語だったので…。
    気軽にワハハと笑えるストーリーではないです。
    でも、いい映画でした。

  • テリー・ギリアムの見逃していた作品。
    個人的には彼の中でのベスト。
    ジェフ・ブリッジスが最高。
    リディア役のアマンダ・プラマーも良い味がでてた。
    挿入歌もピッタリマッチ。

  • 見て損はない

  • 落ちぶれた元人気DJとホームレスの男が、その出会いにより互いの人生を変えてゆくことになる、都会のファンタジー。
    監督は『未来世紀ブラジル』、『12モンキーズ』などを手がける鬼才テリー・ギリアム。

    漁夫王(いさなとりのおう、フィッシャーキング、Fisher King)や、聖杯伝説のことも知識として知っておくとよい。

  • 駅でのダンスシーンが秀逸。

  • 大人のファンタジーとあらすじに書いてたわりに、結構ヘビーな内容だった…
    辛口なラジオDJである主人公が、ある日電話相談で煽った相手が殺人事件をおこしてしまう。その殺人事件で奥さんを亡くし、ホームレスとなった男性と出会う。
    彼を立ち直らせるため好きな女性とくっつけようとする…といった内容。
    表現者である以上、何を言ってもいいというわけじゃないよなぁと思わされる。
    彼だけの責任ではないが、誰かに影響を与えているというのは事実であり、それを忘れて表現の自由!と叫ぶだけなのは違うよな、と。
    どん底に陥った主人公を住まわせ世話を焼いていた女性が、主人公が立ち直った矢先に捨てられかけたのはイヤだったなぁ。
    散々利用して立ち直ったと思ったら早々に裏切るのかと思っちゃった。

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