- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102875633
感想・レビュー・書評
-
2010年アメリカ
マット・デイモン、ジェイソン・アイザックス、エイミーライアン
イラク戦争のことを描いた戦争サスペンス
マット・デイモン好きだけど、何となく生かしきれてないような気がしました。もったいない。
ノンフィクション? ドキュメンタリー映画??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イラクの大量兵器保有を口実に、戦争をしかけたアメリカ。結局、何も出てこないことから国連軍は撤退。多くの死傷者を出した悲惨な殺戮となった。アメリカにとっては、非常に厳しい事件を、アメリカの映画が再現する。名優のマットデイモンの演技はもちろんだが、実際にイラクやアフガニスタンに派兵されていた兵士を起用したことで、圧倒的なリアリティと映画全体に流れる緊張感がある。戦争が持つ二面性、どちらからみたものが事実であり、真実として残されるのか。現在の混乱や、その後の事象を見れば、それが明らかではあるのだけれど、決して遠い国で起きた自分に関係の無い世界の話ではないことを、改めて感じることができる名作だと思う。大衆向けの単純なストーリーとサスペンスだけれど、作り手の意思がしっかり伝わると思った。
-
イラク戦争という史実とそこに映画としてのフィクションを織り交ぜているのですが、その加減が上手くて色々考えさせられました。
グリーン・ゾーンのプールと水着美女に嫌悪感を抱き、
ミラーの「なんてことしたんだ!」に激しく同意、その後のフレディの言葉にああ…と思いました。
「この国を立て直す」
「民主国家に変えて行く」
この言葉がアメリカから出たのは、太平洋戦争後の日本の例(日本帝国主義→民主主義。GHQ。一時的占領等)が少なからずあるのだろうなと思い、複雑な気持ちになってしまいました。 -
イラクで大量破壊兵器を探す部隊の隊員が主人公。情報に基づいて踏み込んだ先に何もないということが続くなか、国防総省の文官、CIA、マスコミ、イラクの将軍などの思惑もありながら、真相を探していく。
ボーンは超人が平時に活躍するからあれでよかったが、こっちは戦争という組織的な営みのなかで平凡な兵士なのに、個人プレーでやっちゃうので、そこがちぐはぐというか、なんとも言い難いかんじになってしまっている。
勝手にやって来てグリーンゾーンなるものを作って、そのなかで行われた政治や陰謀によって、グリーンゾーンの外の兵士やイラク国民の運命の行方が決められていく、というメッセージ。 -
つくられた戦争
-
ボーンシリーズと同じくスピーディでリアリティの高い映画。いわゆる戦争もので、娯楽性は低いが楽しめる。
一人のウソから戦争が始まったって案外正解かもしれない。 -
ボーンシリーズのポール・グリーングラスとマット・デイモンのコンビということで期待して見たもののまあまあかなぁ、程度で。もうちょっとスピード感が欲しかったなぁ。なんか、そこの落ち度、それってどうなの?ていう気になるところがいくつかあって、そっちに引きずられたかな、とも思う。(10/7/28)
-
情報について、正義について問いかけてくるものがあって、なかなか楽しかった印象はあるけれど、正直中身を覚えてません。
-
アメリカの正義が必ずしも世界で望まれていない事をアメリカ人が映画化したのは凄いと思う。