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- / ISBN・EAN: 4988003803421
感想・レビュー・書評
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✲†✲/秘密のドア † アイリス † 青の…\✲†✲
本作は公開当時、初デートで観た作品であったためか(笑)今回久々の再見は、とても感慨深いものがありました。
最初のほうのシーンでスージーがタクシーに乗り運転手に行き先を伝える場面。
「雷光に一瞬照らされた車のフロントガラスに叫び顔が映っているッ!」として、公開当時大きな話題を呼んだ記憶があります。
「えッ、もしかして本物の霊が映り込んだの?!」と私もビクッとなった一人でした。が、何とこれはD・アルジェント監督ご本人による演出だったそうで(笑)そこまでやる?の凝り様に脱帽でした。
ダリオ・アルジェント監督の名を知らしめた作品であると同時に、ゴブリンの音楽もここで知った次第です。
ドスの効いた声の…
♪ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ…、、♪を耳にするだけで、
連鎖反応的に(ゾクッ!)とくるので不思議です。
★こちらでご視聴可です→ (https://www.youtube.com/watch?v=vzU3jnNWKbI)
(https://www.youtube.com/watch?v=JZeUBmIUv_8)
1973年ウィリアム・フリードキン監督製作の「エクソシスト」で用いられた、マイク・オールド・フィールドの《チューブラーベルズ》と並んで、テレビ界では「恐怖番組」や「戦慄シーン」というとゴブリンのこのフレーズがよく使われだした気がします。
★こちらでご視聴可です→ (https://www.youtube.com/watch?v=XRtuxMkLyUw)
「12モンキーズ」のオープニング曲と交互で気が向くと携帯の着信音に、ゴブリンのこの曲を設定していたりしまので、私はかなりのサスペリアマニアかも知れまん(笑)
★こちらでご視聴可です→ (https://www.youtube.com/watch?v=ABfTn4XjcQI)
// 最後になりましたが・・・//
タナー女史役には「第三の男」でアンナ・シュミットを演じた往年の名女優である、アリダ・ヴァリさんが出演なされていますね。
薄気味悪~い夫人の貫録を見事に漂わせる演技は流石でございました!!
*本作「サスペリア」は何と云いましても《原色使いの映像》と《ゴブリンの音楽》を語らずにはいられません。
そしてアイリスの壁紙がトラウマになりそうな勢いでした。
この2つ(色と音)が絶妙な相乗効果を醸し出したスタイリッシュなスホラー映画の秀作だと感じます。
【追 記】
ブログにて本作を取り上げましたのでよろしければそちらも併せて閲覧していただければ幸いです。
*当該記事URL*
http://aiyoeienni.at.webry.info/201410/article_2.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダリオ・アルジェント版(1977年)「サスペリア」再見。子供の頃一度見て以来。リメイク版?を見たのでついでに。名キャッチコピー「決してひとりでは見ないでください」で有名。BGMは未だに覚えている。新旧共に意味は違えど不思議な映像美。
で。子供の時は「分かりにくい」と思った筈なのだが、再見するとめっちゃ分かりやすいぞ。なんかほかのホラーと混同してたんだろうな。ホラーといえば同じく子供の頃に観た「ヘルハウス」(多分これだと思う)
も観たくなった。ラストが印象的でした。心に残るラストというか「それでエエんか?」ラスト(の筈。私が見たのがコレならば)。「エクソシスト」はイマイチ見返したくならない。哀しいから。ホラーは嫌さより怖さとそれから逃れただろうラストの意味不明な爽快感?だと思っている。 -
ゴブリン(ロック・バンド)が奏でる恐怖の音楽が音響立体移動装置(サーカム・サウンド・システム)により増幅され一世を風靡した。らしいが、この執拗にテーマを繰り返す単調なメロディはなんとなくトリックのテーマに似ている。
冒頭のパットとその友人の死に方が凄くて一番の見せ所だったが、あとはそれほどでもなかった。でも蛆が降ってくるのは嫌。犬がダニエルを咬み殺すシーンは犬の顎が作り物っぽい。青いアイリスの秘密の部屋ちゃっち過ぎ。魔女ももう少し頑張って欲しかった。