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- / ISBN・EAN: 4988005643322
感想・レビュー・書評
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やはりクイーンの本領は、フレディさんのライブ・パフォーマンスにあるんだよなぁ…と思いました。
映像と音楽の素晴らしい相乗効果で、あの世界観へ誘ってくれる。
だから、それを疑似体験できた映画『ボヘミアン・ラプソディー』があれだけの人気を出したのだと思います。
このアルバムには有名な曲がたくさん入っていたけれど、やはり日本語でサビが歌われる『LET US CLING TOGETHER』(『手をとりあって』)が心にしみました。
ことばって大事ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に聞いてみた
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持っているのは、1981年盤
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QUEENが1981年に発表したベストアルバム。1st"QUEEN"から9th"Flash Gordon"までから選ばれている。レコード会社の都合でどんなにベストを乱発されようとも、QUEEN初心者にはこのアルバムとVol.2を薦めたい。そしてオリジナル作へ進むのがいいと思う。
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10代の頃の記憶で今でもはっきり残っているのは、日本代表がサッカーW杯出場を決めた時のこと、阪神タイガースが接戦の末ヤクルトに優勝を奪われたこと、そして初めてクイーンのアルバムを聴いた時のことだ。
当時、UCCの缶コーヒーのCMに『伝説のチャンピオン』が使われていて、その曲を聴いてみたいと思ったのがきっかけだった。中学3年生だったから94年のことだ。それまで、まともに洋楽を聴いたことは一切なく、当然クイーンに関する知識も皆無で、フレディ・マーキュリーが既に他界していたことも知らず、それどころかジャケットのヒゲの男をみてこいつはドラマーだろうと思っていたほどだ。
お目当ての『伝説のチャンピオン』は17曲目で、最初に聴いたクイーンの曲は当然1曲目の『ボヘミアン・ラプソディ』だった。まずこれに度肝を抜かれた。美しいバラードのあとに続く壮絶なオペラティックコーラス。そしてそれにハードロック。音楽の様々な要素を詰め込んだこの曲は、それまでJPOPのいわゆる流行曲ばかり聴いていた僕にとっては衝撃的だった。2曲目の『地獄へ道連れ』で全く曲調の違うファンキーなディスコナンバーを聴いた時にはもう、完全にクイーンの魅力に引き込まれていた。
『グレイテスト・ヒッツ』は70年代に発表されたクイーンのスタジオアルバムからヒット曲を集めたもので、初期のレッド・ツェッペリンさながらのハードロック然としていた時代のものから、中期のアメリカを意識したストレートなロック、80年代にかけてのダンスミュージックへの変遷が詰まっている。それだけに、多種多様な曲が一枚のアルバムに収められていて、クイーンがひとつのジャンルにとどまらない幅広い音楽性を持ったバンドであることを再認識することができる。『地獄へ道連れ』『キラー・クイーン』『愛と言う名の欲望』これらの曲が同じバンドから生まれた作品であるということは、にわかに信じ難いものだ。
このアルバムは1981年に発売され、イギリス本国ではこれまでに540万枚を売り上げて、イギリス史上最も売れたアルバムになっている。また全世界でも2500万枚以上の売り上げを誇り、クイーンのアルバムの中でも最高の売り上げを誇る。しかし、この作品はあくまでもシングル集であり、クイーンの魅力は一枚のアルバムを通して聴いてこそ感じられるだろう。シングル曲は、アルバム完成後にシングル向きと思われる作品をフィーチャーしたものにすぎないからだ。特に初期の作品はトータルアルバムとして作られたものが多く、1本の映画をみる感覚で楽しめるだろう。もしこのベスト盤でお気に入りの曲が見つかれば、次はその曲が収録されているアルバムを聴く事をおすすめしたい。 -
イギリスのロックバンド『Queen』のベストアルバム。主に70年代の曲が中心に選曲されていて、初心者はこのアルバムから入るのがベストだと思う。
イギリスで最も売れたアルバムでもある。