The Fairy-Tale Detectives (Sisters Grimm #1) (The Sisters Grimm) (English Edition) [Kindle]
- Amulet Books (2011年4月22日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (308ページ)
感想・レビュー・書評
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とにかく、読みやすくて、おもしろかった、止まらずに読み進められた。
西洋の昔話でおなじみの人物や妖精や動物たちが、次々登場するので、発見するたびに嬉しかったのですが、途中から「ちょっとやりすぎじゃない?」って思ってしまいました。どうでもいい登場人物にまで「あの話のあれ」みたいな意味付けをして、むりやり詰め込んでいる感じ。
それと、ストーリー的に納得できない突っ込みどころが多いです。
特に、「魔法の鏡」には、もっとしっかりしてもらいたかったです。最初に姉妹が鏡の部屋に入ったときは火で囲んだりして恐ろしく脅したので強いのかと思ったら、あとの方では悪ガキのJackにやられっぱなし。
そもそも、SabrinaたちにJackを連れてこさせるのが間違いだったでしょ?鏡の責任ですよね?
また、最後の戦いの場面でも、追い詰められると都合よく応援が来たりして(それが何度も)、ちょっと興ざめ。
EverafterたちとGrimm Family の関係も、はっきりしません。舞踏会での様子では、Everafterたちは皆自由になりたくてGrimm Familyの死を願っているようでしたが、Mr. CanisやPuckは強力な味方なんですよね?
市長のCharmingは、油断ならない立場。
Sabrinaたちの両親の謎が解けなかった(2巻以降に持ち越し?)のも不満です。
・・・と文句を並べましたが、おもしろかったです。
ツッコミを入れたくなるほどおもしろかったってことです。
でも、続編に進むかと言われたら・・・やめときます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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