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- / ISBN・EAN: 4571304473105
感想・レビュー・書評
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発売前から、新次元のゲーム体験を約束するかのように紹介されていたので、非常に期待し、鼻息も荒くプレイを開始した。
人間の表情を取り込んだモーショングラフィックはたしかに見たままの面白さはあったが、英語が分からないので、演技としてリアルかどうかは判然としなかった。
なので、尋問をするときに、相手の微妙な心理をつかむのも難しく、また、選択肢やアイテムなどもピンと来ないものばかりで、このゲームとプレイヤーである僕とのディスコミュニケーションぶりは、序盤からずっとあった。
気を取り直し、わき道にそれてサブクエストで遊んでいたが、何度か失敗していたら興ざめするメッセージが表示された。
「アクションシーンをスキップして捜査を再開しますか?事件の進行には影響しません。」
自分が何をしていたのか分からなくなり、怒りと絶望で、電源を切った。
仮に、登場キャラクターが人工知能によってリアルな表情を見せるというようなことであれば、もう少し面白いゲーム体験になったのかもしれない。
過去の作品からも、ロックスター・ゲームズの作るゲームが大味であることは学んだので、今後またリアリティを売りにしてきたら、十分に警戒しようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1940年代のアメリカという舞台設定だけ最高、サスペンスとしてのストーリーは伏線投げっぱなし疑問点未解決で△、容疑者の尋問の際の「信用する」「疑う」「反証する」システムは初見で絶対に正解できない欠陥システムで×。まあクラシックカーでレトロな町並みを爆走できただけ良かったか。
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忠実に再現された1940年代のロサンゼルスを舞台に、ロサンゼルス市警の刑事となり、各部署で事件に潜む謎に挑んでいくという内容。
ハードボイルドなクライム・スリラー。
クリアまでは至っていませんが、この雰囲気がかなり好き。 -
謎解きありーの、アクションありーの、コレクション要素ありーの……と一粒でたらふくゲームの楽しさを味わえる。いわゆる洋ゲーには疎いワタクシでございますが、「ああ、こういうのが洋ゲーの醍醐味か」と思うような部分がふんだんに盛り込まれているように感じる。広大な箱庭をただブラブラするだけでも、なかなか面白く感じるものです。
ただ、字幕を見ながらアクションをこなしながら、というのには無理が生じる部分も。こういうときに「英語を勉強しておけばよかった」と思っちゃう。考えてみると「ゲームを楽しみたいから英語を勉強しました」っていう人もきっといるんだろうね。
ハリウッド映画さながらの、断片的なストーリーが最終的に一つの大きな物語につながっていく様を見ていくのも壮大。残念ながら、登場人物がイチイチ気に食わないのだけれど、それもまたハリウッド映画のようで(笑)。
【対応機種】プレイステーション3
【ジャンル】クライム・スリラー
【開発元】チーム・ボンディ
【発売元】ロックスター・ゲームズ
【出演】アーロン・ステイトン 他
【公式サイト】 http://www.rockstargames.com/lanoire/ja_jp/ -
1940年代のアメリカが舞台のバディー物のポリティカルゲーム。
モダンでオシャレな街並みと、車から流れるラジオが素晴らしい。
ポリティカルものだけに、陰惨なシリアルキラーから
街の暴漢、放火魔など、様々な課に異動して犯罪を解決する
没入感は半端ない。
バックグランドでは第二次世界大戦に勝利したアメリカだが
戦争の暗い影が見え隠れするシナリオは秀逸。 -
必ずしも事件の犯人が本当の犯人とは限らなくて、状況証拠や前科、危険思想など、こいつが犯人って事にすれば皆納得するよね!という奴を犯人に挙げればいい評価が貰えるという少し釈然としない事件も多いけど、厳密には推理ゲームじゃないし、当時の(今も?)警察を表現しているんだと思えばまあ納得できた。
尋問システムは「信用する」「疑う」「反証する」の三択なんだけど、信用するを選んでも追及する場合もあるし、逆に疑うを選んでも普通に同意するだけという事もあり、実際選択するまでよく分からない曖昧さがあっていまいちだった。
ストーリーは地味だしすっきりしない終わり方をするけど結構丁寧で良かったと思う。街の作り込みとグラフィックも欠点を覆す位凄かった。ストーリー上行く事の無い場所まで丁寧に作られてるし、これだけで終わらせるのは勿体無いと思った。 -
作業ゲーになったので、クリアせずに売ってしまった。
シナリオが進むたびに、警察署から出て、パトカーに乗り、字幕会話を見るために直ぐに車を止めて放置。そして、時折飛び込んでくる警察無線に対応して、シナリオを進める前にまずお使い、そして、現場に到着して、操作を間違えながら手がかりを探す・・・。
車集めのコンプリートも、乗り込むまで以前に乗ったものかどうかはわからず、何度も繰り返す。
ほんとに作業ゲー。 -
会話する相手の、表情・声・話し方でウソ・ホントを判断し真実を見極める推理物・アクション・アドベンチャー+ノワール。しかし、英語の理解できない私は字幕を見てしまい表情・声質まで気がまわらない(リプレイなんかあったほうがよかったかもね)、結果、普通のアドベンチャーと変わらないという…。ストーリーと途中に入るミッションを地道にクリアしていくのは、わりと面白いのだが、思ってたのと違う!という印象が拭えずマイナス。やれば楽しいが、やらなくても良いような気がしてきた今日この頃。母さん、今日もL.A.の街は犯罪者で溢れてます。