なんでもない日のエピソードは、しえみの思いや
燐と雪男の誕生日に対する思いや様々なことが
ほんわかとして笑いもある展開の中でさり気なく描かれていてとても好き。
燐と子猫丸との和解でもあるし
出雲が打ち解けられる場面でもある。
朴さんも再登場、志摩くんの本領発揮でもあり、このあたりは
笑えてとても面白い。
そこから一転して修道院襲撃というショッキングな報が入る。
最後まで安心させない、展開が読み切れない。
誰が敵で誰が味方なのか。
本当の敵であったはずの悪魔よりも、人間たちの方が不穏な空気で
息もつかせぬストーリー展開に興味をひかれる。