劇場アニメーション『星を追う子ども』Blu-ray BOX(特別限定生産版)

監督 : 新海誠 
出演 : 金元寿子  入野自由  井上和彦 
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228113569

感想・レビュー・書評

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  • この世界観、ちょっとついていけないような気がします。

  • 何の予備知識もなく見た。
    田舎の子供の素朴な日常かと思ってたので
    SFぽくなった時点でちょっと驚いた。
    内容は置いておいて
    宮崎駿さんグループの方たちの作品?なのでしょうか。

    まあ、内容的にはオリジナルなんでしょうが
    風の谷のナウシカ、ルパン三世カリオストロの城
    もののけ姫等に影響されたシーンの
    オンパレードで、笑えました。
    もちろん、それらの作品の大ファンなので、良い意味での笑いですが。

    他の作業をしながらちらちら見ていた感じなので
    もう一度ゆっくり、しっかり見てみたいと思った映画でした。

    この手のタッチの絵と、純粋な子供が主人公の映画は
    やっぱり、いつみてもいいですねー。

  • 前三作とは毛色の違った作品。

    よく、宮崎駿の後継と形容されることが多いようだ。
    どういった意味で「宮崎駿」の後継かというと、おそらく最大公約数的には「日常とファンタジーが入り混じった世界で冒険をした主人公が成長して帰還する」というような陳腐な表現に回収されてしまうような気がする。
    しかし、そんな手垢のついた言葉の射程では捉えきれないものが、新海監督作品には込められていると思う。

    特典のインタビューで新海監督も述べていたが、何か「メッセージ」を伝えるために作ったのではないという。
    「~べき」「~ほうがよい」という当為の提示が目的ではない。
    ただ、「生き方を見せる」ことが目的だという。

    現に、主役格の明日菜、シュン、シン、森崎それぞれの生き方・考え方は全く違うが、それぞれの目的へ向かって当座では最善だと信じる選択をしながら必死に走り続ける過程とその結末を見届けさせるというただそれだけが、新海監督の目的なのだろう。
    その上で、どう私たちが考え行動するかは私たちひとりひとりに託されている。

    『ゼロ想』で宇野氏が述べていた、「現代において大人が子どもにできること」とぴったり重なりあう。
    「大人」を「表現者・アーティスト」に、「子ども」を「視聴者・観客」に置き換えることで、脳にすっきりと染み渡った。


    あれこれカタいことを書きならべたが感想を一言で言うならば、「泣いた」に尽きる。
    森崎に移入して泣いてしまった。

  • 正統な駿の後継者、吾朗じゃないよ、誠だよ。

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著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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