悪の華 (クロード・シャブロル コレクション) [DVD]

監督 : クロード・シャブロル 
出演 : ナタリー・バイ  ブノワ・マジメル  メラニー・ドゥテー  シュザンヌ・フロン  ベルナール・ル・コク  トマ・シャブロル  アンリ・アタル  フランソワーズ・ベルタン  ディディエ・ベニュロ  フランソワ・メストル 
制作 : マリン・カルミッツ  イヴォン・クレン 
  • 紀伊國屋書店 (2011年11月25日発売)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215060851

感想・レビュー・書評

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  • 複雑な関係にあるセレブな家族が引き起こす悲劇。恵まれているようでも誰も幸せに見えない。ただ、ラストで過去を清算する顔だけは安堵の表情に見えた。【WOWOW録画】

  • 甘ったるいサスペンス。

  • おばあさんが可愛らしかった。
    ただ、その裏で背負ってきたものは、とても大きかったことだろう。

  • 久々のシャブロル鑑賞。冒頭の長回し、いわゆる「幽霊ドリー」が大変良い。ラストと循環するようになっており、映画的興奮を覚えた。

    それに、裏の主人公のおばあちゃんから、カメラを振っただけで、過去に自分が聞いた「声」が聞こえるて過去にスリップする。カメラワーク一つで現実と幻想の境目が曖昧化させる演出が素晴らしい。

    淡麗な演技をするナタリー・バイ、肉感的なメラニー・ドゥーテと、役者も粒がそろっている。


    【ストーリー】
    フランス・ボルドー。豪華な屋敷に住むヴァスール家は、優雅で平安に満ちたブルジョア一族に見えた。3年ぶりにアメリカからフランソワが帰国する。彼女の帰国を喜ぶ義妹のミシェル。義母・アンナは市長選挙に出馬し多忙な日々を過ごしており、父・ジェラールはそれを不満に思っていた。そしてこの一家を見守るリンおばさん。そんな時アンナの元に一枚の中傷ビラが送られてくる。そしてこのビラにより家族の優雅な姿の裏側に隠されていた退廃的な素顔が暴かれるのだった。

    上流階級に生きる、ある名家の人びと。だが、一枚の中傷ビラによって彼らが隠していた過去、そして優雅な姿の裏側に隠されていた退廃的な素顔が暴かれる。ギリシア悲劇とヒッチコック作品を融合したかのようなサスペンス。監督は「甘い罠」のクロード・シャブロル。出演は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のナタリー・バイ、「この胸のときめきを」のブノワ・マジメル。2011年5月21日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された特集上映「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」にて上映。

  • すばらしい。

  • 階段からずり落ちそうになる死体を支えながら2人の女が笑う場面がよかった。
    「後悔のない殺人」がテーマ。
    「悪の華」というタイトルはちょっと大げさ。悪の華というと、誰の目にも悪とわかる悪が花開いているイメージが浮かぶが、本作は、どれを悪と同定することはできない。せいぜい「つぼみ」。
    ボードレールの『悪の華』を読めば何かピンとくるメッセージが隠されているのだろうか。

  • ドロドロした関係に辟易(´Д`)閉じた世界だなぁ。

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