ミッドナイトラン [DVD]

監督 : マーティン・ブレスト 
出演 : ロバート・デ・ニーロ  チャールズ・グローディン  ヤフェット・コットー  ジョン・アシュトン  デニス・ファリナ  ジョー・パントリアーノ 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.88
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本棚登録 : 212
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102060305

感想・レビュー・書評

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  • 1988年日本公開作品。アクションでありコメディ。娯楽作品として、とても楽しめました。痛快でアクションシーンも迫力があるし、感傷的になる部分もあります。最初の30分くらいは少し退屈だったんですが、ドンドンと盛り上がってきます。最初は反目しあう二人に友情が芽生える。2人を追うギャングやFBIが微妙にズレている。間が抜けている。2人の会話が笑わせる。デニーロが別れた妻子に会いにいく場面は、涙します。デニーロの表情が凄い。ヘリコプターを使った追跡シーンも迫力十分。2人は来世必ず親友になるでしょうね。

  • ~☆~ロバート・デ・ニーロの大傑作~☆~

    デ・ニーロ最高!これは超面白いですよ。

    元警官でバウンティ・ハンターのジャック(デ・ニーロ)と
    横領犯会計士デューク(チャールズ・グローディン)が、
    ギャングやFBIそして同業マービンに追われ
    ジャックとデュークの逃走珍道中となる。

    寡黙なジャックに対し、いちいち突っ込みを入れる
    デューク二人のやり取りがチョ―面白い。

    また肝心な場面になると現れる同業マービンの
    すっとこ振りがナイス。

    真逆の性格の2人の男が最後に
    「See you in the next life」
    と言ってカッコよく別れる。

    男っていいなぁ~と思う作品でした。

    これはお薦めですね。

  • 世間に裏切られた過去から独善的な態度しかとれなくなった賞金稼ぎ(ロバート・デ・ニーロ)と、運悪く賞金首になってしまった心優しい会計士(チャールズ・グローディン)という対照的な中年男2人が、喧嘩をしながら心を通わせていくロードムービー。
    ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)は、かつてシカゴの警察官だったが仲間に裏切られ妻子とも離れて、今はロサンゼルスの保釈金ローン会社と契約を結び、逃亡した被告人を公判までに連れ戻してくる「賞金稼ぎ」の仕事をしている。ジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)、通称「デューク(公爵様)」は堅気の会計士だが、雇い主がシカゴの麻薬王であるセラノであることを知りギャングの金を横領、慈善事業に寄付をして身を隠すが丁寧に挨拶状をセラノに送りつける変わり者。裁判までの5日間でマデューカスをロサンゼルスへ連れ戻す仕事を引き受けたウォルシュは、ニューヨークで捕まえたデュークを飛行場まで引き立てていく。しかし、ロサンゼルスまで5時間のフライトで済むはずが、トラブル続きでギャングとFBIに追われながら、車と列車のアメリカ横断逃避行へ変わっていく。
    ロバート・デ・ニーロ演じるジャックは元警官だが、マフィアからの買収を断り賞金稼ぎに落ちぶれた一匹狼のタフガイ。
    マフィアの金を福祉団体に寄付したデュークはインテリで健康志向のお喋りで、嘘つきでしたたかだが憎めない魅力がある。
    対称的なふたりが目的地までの旅の中で、ぶつかりながら友情が芽生えていくのがユニーク。
    煙草好きなジャックに健康志向のデュークがしつこく煙草を止めろと言いジャックがしかめっつらで返したり、デュークが飛行機を嫌がり降ろされ一瞬の隙をつきセスナに乗って逃げようとするのをジャックが必死に追いかけるなどの掛け合いが面白く、ジャックが別れた奥さんの元に金を借りに行くシーンのようなジャックの不器用な魅力が見えるシーンなどホロリとさせる展開もあり、ジャックがFBIやマフィアやライバルの賞金稼ぎを出し抜く駆け引きが痛快で、パトカーが横転しまくるアリゾナの平原でのカーチェイスやジャックが追撃してくるヘリコプターを撃ち落とすなどのスリリングなアクション、ラストのジャックがとった行動は元奥さんへの未練を断ち切るため男の意地を貫いた行動だったそしてデュークがジャックの行動に報いるある行動が爽やかなオチをつけていて、80年代を代表する傑作バディロードムービーです。

  •  マフィアの買収を断り警察を辞めて賞金稼ぎを営む男に来た依頼は因縁のマフィアの証拠となる会計士だった。
     
     ロバート・デニーロの代表作。
     過去に傷を持つ男が正義の逃亡者とじょじょに心を通わせていく。派手なアクションはないが、二人のやりとりとめまぐるしく動く展開に惹きこまれる。

  • TVにて
    捕まえる者と逃げる者の間に芽生える友情.ロードムービーとしても面白いしFBIやマフィアとの駆け引きとしても面白い.ロバートデニーロさすがです.

  • 20220121 002

    1988
    監督 マーティン・ブレスト
    出演
    ロバート・デ・ニーロ(ジャック)
    チャールズ・グローディン(デューク、会計士
    ヤフェット・コットー(モーズリー、FBI)
    ジョン・アシュトン(マーヴィン)
    デニス・ファーリナ(セラノ、マフィアのボス)
    ジョー・バントリアーノ(エディ、ジャックのクライアント)

    ビバリーヒルズコップ(1984)のブレスト監督
    テイスト全開のコメディ。
    ロードムービーが好きな人には受けそうだが、
    個人的にはそこそこの作品。
    デニーロが嫌いということもあるが(笑)
    寧ろ、グローディンやマーヴィン、コットーらの
    方が良いかも。途中の心の交流は安っぽい類型的な
    ものだし、それゆえにラストもいい奴になっちゃてる。勧善懲悪でチープなのはコメディだからしょうがないけど全体的に緩い(笑)
    デニーロはいかにも、コミュ障で不器用で武骨なんだが、そういうのが好きな人にはウケるんだろうな。
    買収された警部と再婚してると元妻というのがエグいなとはおもうが、娘との言葉が出てこない目の演技は映画ならではでいい。

  • 9年ぶりにあった父と娘が何を話していいのかわからず会話に詰まる・・帰り際、その娘がベビーシッターでコツコツとためたお金を父に渡そうとする。松田優作が号泣したこのシーンでこの映画は名作となりました。映画の中でヘビースモーカーだったデニーロですが、実際はノンスモーカーでした。またジョナサン役のグローディンですが、2021年5月18日がんのため死去しました。合掌。

    『ミッドナイト・ラン』(Midnight Run)は、1988年のアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。監督はマーティン・ブレスト、出演はロバート・デ・ニーロとチャールズ・グローディンなど。タイトルの意味は、「一晩で終わる簡単な仕事」、「仕事は簡単」、「ちょろい仕事」というスラングである。
    第46回ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門にて作品賞、主演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)の候補になっている。
    ・松田優作は本作鑑賞中、ジャックと娘の再会シーンで「涙が止まらなかった」と述べている。これは実生活とシンクロした部分があったからだという。
    ・ジャッキー・チェンが自身が選ぶオールタイムベスト10映画の中に本作を挙げている。
    ・本作はレオナルド・ディカプリオが初めて観たデニーロ作品である。13歳の時、父親と一緒に映画館に行き、「偉大な演技とは何かを知りたければ、このスクリーンに映る男、ロバート・デ・ニーロを見ておくんだ」と教わった。
    ストーリー:
    世間に裏切られた過去から独善的な態度しかとれなくなった賞金稼ぎ(ロバート・デ・ニーロ)と、運悪く賞金首になってしまった心優しい会計士(チャールズ・グローディン)という対照的な中年男2人が、喧嘩をしながら心を通わせていくロードムービー。
    ジャック・ウォルシュ(デ・ニーロ)は、かつてシカゴの警察官だったが仲間に裏切られ妻子とも離れて、今はロサンゼルスの保釈金ローン会社と契約を結び、逃亡した被告人を公判までに連れ戻してくる「賞金稼ぎ」の仕事をしている。
    ジョナサン・マデューカス(グローディン)、通称「デューク(公爵様)」は堅気の会計士だが、雇い主がシカゴの麻薬王であるセラノであることを知りギャングの金を横領、慈善事業に寄付をして身を隠すが丁寧に挨拶状をセラノに送りつける変わり者。
    裁判までの5日間でマデューカスをロサンゼルスへ連れ戻す仕事を引き受けたウォルシュは、ニューヨークで捕まえたデュークを飛行場まで引き立てていく。しかし、ロサンゼルスまで5時間のフライトで済むはずが、トラブル続きでギャングとFBIに追われながら、車と列車(アムトラック)のアメリカ横断逃避行へ変わっていく。(ウィキペディア)

  • なに?マーティン・ブレストという監督を知り、監督作品を調べてみると28歳の時に初監督で、その後にエディ・マーフィーの「ビバリーヒルズ・コップ」、そして本作。その後はアル・パチーノの「セント・オブ・ウーマン」にブラピの「ジョー・ブラックをよろしく」そして2003年に大コケしたベン・アフレックの「ジーリ」と間違いなく名監督である。

    しかし大コケした52歳の時からメガホンを取ることなく今年で69歳になる。もう1作駄目でしょうか?デビュー作を除けばすべてそろっている監督さんなんて珍しいと思います。

    「ミッドナイト・ラン」
    https://www.youtube.com/watch?v=sbxrk4SqVH8

    一言で言って大好きです。コミカルなタッチで描かれてはいるものの家族愛の一面や男の友情を上手く描いている。マフィアとFBIに保釈ローン会社に追われるマフィアの会計士とデ・ニーロ演じる賞金稼ぎが追いつ追われつも最後は友情という名の下で旅をしているような気がする。

    それがまさにこの名エンディングなんだと思う。吹き替え、字幕なしまではいきませんでしたけど、吹き替えでも字幕でもこの二人の掛け合いが本当に面白い。楽しめる1本です

  • "Don't you know the word 'Bounty Hunter'?"

    This was the reason I picked this movie. I picked up a local Japanese news paper at a restaurant and took it back with me to pass it on to my boss. There was an article about motorcycle riders around New York City area and I knew my boss, who use to ride big bikes all the time, would love that article. The biography of the main guy focused in that article was very interesting one and that was the place we found that word "Bounty Hunter" and he recommended this movie. De Niro is the bounty hunter and I liked his character quite a lot. The last line, "Looks like I am walking..." is the best way to finish off his long journey, which also can be called as a trip to forget about the watch.

    One of the biggest thing I saw many times in this movie but we cannot find these days any more is the way they puff cigarets everywhere, in an airplane, at an airports, on a greyhound bus...

    If you smoke, go better get another pack before start watching this movie. : )

  • 賞金稼ぎで元シカゴ市警の警官・ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロさん)は、保釈金保証金融業者からの依頼を受け、シカゴの麻薬王であるセラノ(デニス・ファリーナさん)の金を横領、全額慈善事業に寄付した後に雲隠れをしたジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディンさん)を捕捉後、引き渡す仕事を受ける。ニューヨークで難なくマデューカスの身柄を拘束したウォルシュはJFK空港からロス迄飛び立つ筈だったのだが、極度の飛行機恐怖症を訴えるマデューカスに根負けし、陸路にてロスに向かう事にするのだが。。。ウォルシュは無事、マデューカスの身柄を保釈金保証金融業者に引き渡す事が出来たのか!? それとも。。。30年以上前の映画という事で、デ・ニーロさんが若い!ストーリー的にも中だるみする事無く展開していきますので集中して観てられます。☆5つあげちゃいます!

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