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- / ISBN・EAN: 4547462081490
作品紹介・あらすじ
真実を知る覚悟はあるか?
デヴィッド・ファンチャー完全監修の期間限定豪華特別仕様DVDが遂に登場
日本では劇場未公開の本編を収録!!
感想・レビュー・書評
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レビューというより私的感想。購入や鑑賞にあたっての参考には全くなりませぬ。
レビ記を用いた連続殺人。んー七つの大罪を用いた「セブン」臭がのっけからぷんぷんする。ただ、現007のダニエル・クレイグの渋さと、主役のタトゥー少女の可憐さに脱帽。この少女(成人だけども)、タトゥーにピアスにヘヴィースモーカー。ピアスは何と乳首にも。吃驚。ただ、身体は流石に綺麗だったけれど、性交のシーン、局部に荒いモザイクが入ってしまってなんとも残念な感じに。「アンチクライスト」の時もそうだが、映画にモザイクは無いだろう…と個人的には思う。
作品としては、フィンチャーらしい。とてもソーシャルネットワークの監督とは思えない作風なんだけれども、こういうミステリーサスペンス、サイコサスペンスを撮らせたら良い仕事をしてくれる。ただ、一族の登場人物が余りに多い上に、個性的な人も居れば、そうでもない人も居るので移入するのに手間取った。
そして、最後の儚い結末。クレイグめええ。こんな可憐な(外見は完全にアレだけれど)女性の純心を踏みにじる嘘をつきよってからに。この映画、裏テーマは純愛物語かもしれない。闇を抱えた少女に、哀愁漂うジャーナリスト。構図的にはオオアリ。
劇中、タトゥー少女の乗るトライアンフのバイクがかっこよい。これだけで個人的に評価アップ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リスベットがちょう魅力的!
原本買ったまま放置していたので、彼らを脳内再生しつつ読もうと思う
しかしmartinといい父といい、そしてミカエルといい
男とは勝手なものだなあ
「女」というだけで、蹂躙される可能性が格段に上がるのは本当に不愉快
はらはらどきどき、ジェットコースター並みの快感でした-
2012/06/25
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ハリウッド版を劇場で見ました
ミカエル(ダニエル・クレイヴ)という雑誌ミレニアムの
ジャーナリストが実業家の不正を暴いたものの、証拠不十分で名誉毀損で訴えられる
その証拠を提供するとう実業家ヴァンゲルから、40年前に殺された
姪ハリエットの事件を解決して欲しいと依頼される。
そして、天才的ハッカーリズベット(ルーニー・マーラー)が
事件に関心を示し相棒となる。
、
ハリエットの残した手帳、暗号が旧約聖書レビ記の御言葉の箇所を示し
それが40年代から60年代の若い女性の、猟奇的な殺され方と一致している
などと展開から目が離せない
オープニングが黒のCGで凝ってました。リズベットの心と事件の闇に呼応するように
そしてあの音楽
異形のヒロインリズベットも鼻ピアスにドラゴンタトゥー、成年後見人にうけた暴行も
倍返し。タフなんですが、ミカエルにはけなげ、ルーニー・マーラーがダニエル・クレイヴを圧倒する
存在感でスクリーンを占めてました!素晴らしい。
「殺していい?」というセリフ!もうお願いしますという感じ。どこでこのセリフがでるかは
お楽しみ
スウェーデン版の方がやはりヨーロッパの雰囲気を格段に醸し出してるし
リズベットとミカエルの関係もスウェーデン版の方がいいのですが、
サスペンスなのにアクションありバイクシーンカッコイイ
リズベット出で立ちと活躍を見るだけでも充分楽しめます -
北欧の寂寥感漂う映像が印象的、寒い時期はあたりまえだけど、夏の時期も寒々しい感じがするのはストリーのせいだろうか。ダニエル・クレイグは007のイメ-ジが強いですが、こういう映画を見るといい俳優って感じですね。ルーニー・マールもうまい俳優だと思いますが、ちょっと役柄はついていけないですかね。最後のシーンはすごく切ないですね、なので見た後は悲しい。なんか彼女はこのまま落ちていくのかなぁと思ってしまいます。
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最後のリスベットにキュンてきた
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リスベット役のルーニー・マーラがとにかく格好良くて可愛くてたまらん!
リメイク版『エルム街の悪夢』で見たときも繊細だけど屈しないヒロインっぷりが印象的だったけど、
今作はまた別種の「繊細」かつ「強い」ヒロイン役で似合ってた。
ラストの普通の女の子のような表情のギャップも良い。きゅんきゅんした。
第2部も映画化する予定あるのかな。
リスベットの為だったら次は映画館で観ても良い。
でもその時はたぶん一人だ。
R15+のレートに相応しいグロ・エロっぷりだったので、
誰かと一緒に見るのは居た堪れない。(笑) -
セリフを一切入れず、スタイリッシュな映像に「移民の歌」のみを流す予告編。劇場で見かけて以来、楽しみにふくらんでた期待を裏切らない出来!原作を読み、スウェーデン版の映画も観てたので、話はわかってたけどかなり楽しめました。
OPのイメージ映像がめちゃくちゃ格好良くて、本編も画面の色合いが渋く統一されていて美しく、さすがフィンチャー作品。予算が桁違いだと思うので比べるのも何ですが、質実剛健だったスウェーデン版よりかなり凝っていると思いました。
ダニエル・クレイグが前に出過ぎず、ルーニー・マーラのリスベットをうまく活かしてました。ただ、彼女のリスベットは悪くないしかっこいいけど、個人的にはスウェーデン版のノオミ・ラパスの方が、咬みついてくるような迫力と小柄な体型で、原作を読んだ時のイメージに近くて好きかも。 -
とにかく、Rooney Mara 演じるリズベットの存在感が際立っている。独特すぎる容貌を持ち、エキセントリックで孤高の雰囲気を漂わせつつ、どこか可愛らしいキャラクターはとても魅力的で、お見事という感じ。更に、デビッド・フィンチャーによるクールな映像と音楽も格好良く、やや長尺ながらテンションを失うことなく最後まで惹きつけられる。ミカエルの恋人役の Robin Wright も好きな女優なのでもう少し出番が多いと良かったが、まぁ仕方ないか。
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DVDで観たんですが開始30秒で後悔…劇場で観れば良かった…
オープニングだけで1800円払う価値あるくらいカッコイい映像。さすがフィンチャーすな。
終始、映像はイイ!
質感の厚くて湿気っぽくて重い感じ。カットで色味を変えたりとか細かいこだわりが雰囲気を盛り立てる。やっぱり分厚いステーキは満足感が違うぜみたいな。我が眼がメタボになるんじゃないかと心配だぜ。
話はミステリーとしては普通。事件のオチもこんなもんだよねってところ。ミステリーだけでいったら、ササミを茹でただけで食べて口パッサパサになる感じね。
この映画を成り立たせてるのは、先の映像とヒロイン。彼女の温度がなく冷たい質感とエロスが映像に溶ける。濃厚な肉には繊細なソースなんですよ。ウマウマ。
悪意も好意もセックスを通してしか受け取れない。かわいそう…最後まで誰にも分かってもらえない。辛いよぉ。痛いよぉ。
最後のエピローグ。「おいおい…まさかヤル気か!?上手く行き過ぎだと思ってたけど…あっあ…ですよね。まぁそうなりますよね。」
結果なんて読めてましたよ。でもね、、それでも切ないよ。
現実ってこんなもんで誰も何も気付いてないよ。そのリアリティが切ないよ。
さっきまで濃厚に口の中で踊ってたステーキが嘘のように溶けて消えた。胸がなんか寂しい。