フルコンプ済。
ナイヴス→クリムソン→エル→ソード→レイン→ゼクス で締め。
好き順は、ナイヴス>ソード・クリムソン・レイン>エル・ゼクス かな。
PS2版発売前から気にはしていましたが内容がハードだったので様子見し、評判が「かなりシビア」との事だったので結局スルーしてましたが、移植される際にEDに希望を見出せるものと、乙女ゲらしいイベントを増やして改良したと聞き購入しました。
選択肢はとにかくハードというかシビアです。
誰かの命を奪うか、それとも自分が死ぬか、など頻繁に問いかけられます。
賞金首を狩るハンターという立場の主人公だからなのですが、狩る対象になる賞金首の面々が実際触れ合いを通じて人となりが分かると、同じハンターよりも余程人間味に溢れているので、なかなか複雑です。
ハンター側→ファーム側(賞金首側)→どちらに残るか選択→個別ルートへいきますが、どうしてもファーム側の方がわきあいあいとしている分帰りづらいです。
けれど世界観自体はそういう選択肢を選ばざるを得ないものなので違和感はないです。
ただ心苦しさはありますけれども。
けれどもただ暗いだけのシナリオじゃなくて、ちょこちょことコミカルシーンが入っていてシリアスとの差が凄いです(笑)
特にファーム側。
主にクリムソンによる発言による笑いの渦は、真夜中だということを忘れて大笑いさせて頂きました(笑)
共通6章後、各キャラ個別にいきますが、個別は短いです。
メインとして描きたいのがバトル物だと思われるので、恋愛シーンは比較的少なめですが、かわりに共闘が出来るので新感覚乙女ゲだと思います。
でも希望EDと呼ばれる新規EDはとっても砂はける程甘いです。
めちゃくちゃ甘いです。
一部キャラはそれかなりぎりぎりセーフに近いアウトでは?(笑)と思うシーンもありますが、そこまでたどってきた道のりが道のりなのでまあいいよね!みたいな。
出来ればバトル時あまり文章での説明がなく、エフェクトでの表現が多用されているのでその辺をもう少し練りこんで欲しかったかな。
色々バッドEDまで含めるとEDは全33種。うち、各キャラPSP版新規EDになる希望ED(最終選択肢により2つにわかれるけど、違いはエピローグがあるか否か位)と、PS2版のベストED(但し普通の乙女ゲのベストEDではない、寧ろバッドに近い雰囲気)とバッドEDです。
PS2版のEDだけだとほんと未来に希望がないぞ!?ってなるけど、PSPの新規EDがあるとこれもまたひとつの未来かと受け入れられるだけの心の余裕が出てくる……ような気がします。
でも悲しい事に変わりはないですが。
スチルは一人14枚程度。
個人的な趣味もありますが崩れもなくとてもきれい満足。
いけさんのイラストは髪の毛の描きこみ具合と、流れがすごく好きです。
フルコンプ後のおまけはすごく……フリーダムで大笑いさせて頂きました。
例えるならば、スタッフブログのノリです。
ツッコミどころが多すぎてどこからツッコめばいいのやら(笑)
そしてものすごいボリューム!
本編より力はいってないか!?と思うほどでした。