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- / ISBN・EAN: 4988142881625
感想・レビュー・書評
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AmazonPrimeVideo★
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一騎当千って言葉が何で生まれたのか納得する。きっと戦国にはこういう鬼人がほんとにおったんや…。世の中には凄い人がいるもんです。アクション。
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関羽ちっちゃくない?まぁ〜でも格闘シーンとかかなりカッコ良かった。やっぱ中国物は曹操がいい奴風に書かれる事が多いな。
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含蓄のある駆け引きめいた言い回しは日本語でやっと分かる。ありがとう国内上映。
姜文演じる混濁併せ持つ曹操は非常にの魅力的で、文句なしに素晴らしい。表情ももちろんですが、ボディランゲージに目を惹かれます。
最初はミスキャストと思われたドニー・イェン演じる関羽にもいつの間にか引き込まれ、最後にはすとんと腑に落ちました。ドニー・イェン版関羽は愚直実直さをそのままに、驚くほどに「青い」。文武を極めた人格者としての達観はまだなく、劇中で言われたとおり羊の如き迷い子です。人が求める清廉潔白な関羽像を保つことで満足するほどに欲がない、あるいは己の求めるものが分かっていない彼が中盤以降、曹操との交流のなかでどんどん個人としての揺らぎを見せるのが面白い。
曹操があまりに食わせ者なので、観客は関羽と共に、全ては彼の策略で掌踊らされているだけなのではと疑ってしまいます。
が、曹操には曹操の、常人とは違う権力者故の悲哀があることが明らかになっていきます。まるで自分を絶対の如く扱う者たちに囲まれた世界。駆け引きをせず、話術も通用せず、そのあり方に公然と意義を唱え、なびかない関羽は彼にとって確かに得難い人物なのです。
だから手駒に置きたいけれど…という複雑な心中が垣間見得るのがたまりません。
アクションとしての見せ場はアンディ・オン扮する孔秀vs関羽の細路での対決。ドニー・イェンの速さについてこれてなおかつ華のある役者は滅多にいないので、現在進行の二人の共演作にも期待が持てます。 -
やっぱり関羽じゃなく“ドニー”の映画。