赤ずきん [DVD]

監督 : キャサリン・ハードウィック 
出演 : アマンダ・サイフリッド  ゲイリー・オールドマン  ビリー・バーク  シャイロー・フェルナンデス  マックス・アイアンズ  ジュリー・クリスティ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
2.89
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感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135913791

感想・レビュー・書評

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  • 童話の「赤ずきん」ってどんな話でしたっけ?すっかり忘れてまして思い出せない。
    思い出せないままですが映画は結構楽しめました。
    人狼が誰なのか?そればっかり気になってしまったりもしたけど、映像も悪くないし良かったです。

  • 赤ずきんのアマンダ・サイフリッドが美しいだけの映画。それに星3つです、ストーリーにはゼロ。

    ストーリーはぐちゃぐちゃ、恋愛要素もサスペンス感も全てが中途半端。
    伏線という名のネタバレがひどく、消去法で誰だかすぐわかってしまう。無駄に死んだりといろいろ辻褄も合わない。

    映像も雰囲気センスで安っぽい。オサレっぽいビジュアルに憧れて撮っただけで、センス無い。
    カメラワークもワンパターンだし。

    広告がこの映画の一番のピーク、本編にそれを超えるものはない

  • RED RIDING HOOD
    2011年 アメリカ 100分
    監督:キャサリン・ハードウィック
    出演:アマンダ・サイフリッド/ゲイリー・オールドマン/シャイロ・フェルナンデス/マックス・アイアンズ

    満月の夜ごとに狼に生贄(家畜)を供える風習のある小さな村。ヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)は、幼馴染で木こりのピーター(シャイロ・フェルナンデス)と恋人同志。しかし母親は勝手に裕福な鍛冶屋のヘンリー(マックス・アイアンズ)とヴァレリーの婚約を決めてしまった。ヘンリーに恋していたヴァレリーの姉ルーシーは絶望、満月の夜に外に出て、狼に襲われてしまう。村の神父は、生贄を供えたのに狼が人間を襲ったことを危惧、人狼退治で有名なソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)に応援を要請。しかし村の人々は、神父の到着を待たず狼の洞窟に向かい…。

    ベタだけど、赤ずきんパスティーシュの人狼もの。以前テレビで見たのだけど改めて。基本的にこの手のゴシックなモチーフは大好物、そして赤ずきん役のアマンダ・サイフリッドが抜群に可愛い。ストーリー的にはまあ要するに人狼ゲーム。犯人(人狼)は誰でしょう、というミステリー部分と、イケメン二人の間で揺れ動く乙女心といったところでしょうか。しかし個人的には、ピーターがあんまり好みではなく、ラブストーリーとしては微妙でした。どちらかというとヘンリーのほうがタイプだったけど(マックス・アイアンズはジェレミー・アイアンズの息子)。監督は『トワイライト』の人なんですね。キャスティングや三角関係設定がいかにもそんな感じ。

    さて村人は狼を退治するが、その際にヘンリーの父親エイドリアンが命を落としてしまう。ヘンリーを見舞ったヴァレリーは、自分に隠れて母親が様子を見に来ていたことに気づき母を問い質すと、思いがけない事実を告白される。なんと、母親はもともとヘンリーの父エイドリアンと恋人同志だったが今の夫=ヴァレリーの父と結婚することになり諦めた。しかし長女ルーシーは実はエイドリアンとの間に出来た娘、つまりヘンリーとは異母兄妹。ゆえにルーシーがヘンリーを恋していると知っても婚約させることができず、ヴァレリーのほうと婚約させることにしたのだと(もちろんヘンリーがヴァレリーを好きというのもある)。祖母はヴァレリーの婚約祝いに赤いずきんを贈る。

    やがて到着したソロモン神父は、村人が退治したのはただの灰色狼で、それとは別に人間に化けた人狼がいると言う。彼はかつて自分の村で人狼退治をしたことがあり、その人狼とはなんと他ならぬ彼自身の妻だったという過去がある。大変ファナティックな人物で、一応言ってることは正しいのだけど、独善的で高圧的でとても感じ悪く、いっそ滑稽。ある意味、この神父さえ来なければ、人狼は大人しく村を去っただけだったのに、こいつが大騒ぎしたせいで大勢の犠牲者が出る。実は人狼以上の悪役。ゲイリー・オールドマン、よくこんなトンチキな役引き受けたな(笑)

    やがて人狼が村に姿を現し、ヴァレリーはなんと、人狼と心で会話できることがわかる。人狼はヴァレリーに、一緒に村を出ることを促しており、そうすれば村人から犠牲が出ることはないと言う。一方でソロモン神父は、怪しい人物としてヴァレリーの友人ロクサーヌの知恵おくれの弟クロードを捕まえ拷問にかける。鋼鉄の処女ならぬ「鋼鉄の象」という謎の拷問器具で、中に閉じ込めて火を焚き熱するというもの。ロクサーヌは弟を助けたい一心で、人狼と会話していたヴァレリーを魔女としてソロモン神父に告発。ヴァレリーは神父に監禁されてしまう。

    愛するヴァレリーを救い出し、駆け落ちするため、救出しようと作戦を練るピーターに、協力を申し出たのはなんと恋敵のヘンリー。さらに娘のためヴァレリーの父セザール(ビリー・バーク)も協力することに。ヴァレリーはヘンリーと共になんとか逃げ出すが、ピーターはヴァレリーの知らないところでソロモン神父にみつかり、鋼鉄の象に閉じ込められてしまった。待ち合わせ場所にピーターが来ないことを不審がるヴァレリーとヘンリー。やがて人狼が村に現れ、人狼は自分と一緒に行きたがっていたことと照らし合わせたヴァレリーはピーターこそが人狼なのではと疑う。

    以下ネタバレオチだけ書いてしまうと、実は人狼の正体は、ヴァレリーの父親でした。彼自身の父親も人狼だったけれど、その妻であるお祖母ちゃん(ジュリー・クリスティ)は人間。夫と息子が人狼であることにずっと気付いていなかった。13年に一度、赤い満月の数日間だけ、人狼に噛まれた人間は人狼に変身してしまうという。今年がその年。ヴァレリーの父は、それを利用して二人の娘を人狼の仲間にして一緒に村を出ようと画策、まず姉のルーシーを噛もうとするが、人狼の娘なら心で会話できるはずなのにルーシーとは出来なかった=ルーシーは自分の娘ではなかったと気づき、カッとして殺してしまった。妻の浮気相手がヘンリーの父だとつきとめ、狼退治のどさくさで彼も殺害。

    その後、ヴァレリーだけでも連れて村を出ようとしていたのだが、ソロモン神父が来て騒ぎ、そのせいでお祖母ちゃんも息子が人狼だと気付いてしまったので、自分の母親なのに殺してしまった(しかもシチューに煮込んで娘に食べさせた!)。お祖母ちゃんを心配してやってきた赤ずきんヴァレリーは、そこで父親=人狼と出会いすべてを聞かされる。

    まあぶっちゃけ設定(というかそもそもの動機)には相当無理があるんだけど、人狼ゲーム=犯人捜しとしてはそれなりに楽しめました。ちなみにゲイリー・オールドマンのソロモン神父は、人狼に噛まれた部下をまだ息があるのに殺したりしていたため、最終的には我が身にブーメラン、自身も人狼に噛まれてしまい、殺した部下の弟に殺されます。このへんの伏線は面白かった。

    余談ですがエンドロールで流れたThe Big Pinkの「Crystal Visions」(https://www.youtube.com/watch?v=9AAnTB5l_Nk)という曲がかっこよかった。さすが4AD。

  • 誰が人狼か考えながら見ると良い

    中世の裁判のあり方、共同体のあり方、意思決定のあり方が垣間見え面白い

  • 決して『三匹の子豚』ではありません。

    童話『赤ずきん』にダークな世界観とサスペンス要素を持たせて新解釈の大人バージョンとして製作。

    この映画、単純に人狼と美少女を撮りたかっただけではないのか。

    そんな印象を持ってしまう程、赤ずきん色が薄い。

    随所で赤ずきんの要素を多く採用しているものの、正直、必要のないところで強引に入れているような違和感は否めない。

    それでも、有名なシーン、セリフが出てくるとグッとくるものがあるのは不思議な感情。

    肝心要のストーリーは姉が殺され人狼出現。
    正体不明の人狼に翻弄される。

    一体、誰が狼なのか。
     この見せ方はうまい!どうオチをつけるのか、赤ずきんを知っているだけにどういう結末にするか、意外性に期待してしまうその気持ちを上手に揺さぶられました。


    ただ、設定も無理があったり、初めからこうしてればよかったのでは?と思うシーンもあり、結構、ご都合主義な展開。

    いや、それでも役者はいい演技。世界観もダークで淡い感じがいい雰囲気を醸し出してもいました。

    もう少しストーリーに赤ずきんの筋が入ってもよかったです。

    何となく最後まで観てしまう惹き付ける映像ではありました。

  • (そんなに期待してなかったので)以外と面白かったです。終始ドキドキして見入ってました。
    雪深い村や色彩がほとんどない映像の中に、赤いマントとアマンダがすごく綺麗に映えてて見惚れる…。ほんとに綺麗な人です。童話に沿ったり沿ってなかったりで楽しかった!ゲイリー・オールドマンはキチ役がよく似合う。R-15以上になったらもうちょっとグロくなってよりリアルになったのかも。

  • 思えば、「赤ずきん」ってけっこーグロいお話なのね・・・
    オオカミの腹を切って、中に石をつめて、腹を糸で縫って、オオカミを湖に沈めて、というシーンが再現されてて、グロっ!と思っちゃいました。そのシーンが印象的!

    個人的にはゲイリー・オールドマン見たさで見た作品さ〜(笑)

  • なんか色々もったいなかった作品。
    設定とか色々……
    ゲイリー・オールドマンが一番もったいなかったかも(笑)。

    「果たして誰がオオカミなのか?」

    という謎は最後まで引っ張っててなかなか面白かったですが、これは「赤ずきん」というタイトルでなくても良かった気がします。
    「おばあちゃんのおめめはどうしてそんなに大きいの?」
    というやりとりや、退治した狼さんの腹に石詰めて沈めるエピソードあたりに申し訳程度の「赤ずきん」エッセンスがあるにはありますが、なんか唐突だったし。

    ただ映像は綺麗だったし雰囲気も良かったので、もう少し頑張れば上質のゴシックホラーになれたのにな~という印象でした。

  • 職場の先輩からお借りしました。
    面白かったです。「赤ずきん」と思って観る映画ではない気がしますが、ダークファンタジーで好きでした。
    森の緑と雪の白と、赤ずきんというか赤マントの赤の色彩がとても綺麗でした。
    主演のヴァレリー役のアマンダさん、金髪と大きな青い眼が印象的でした。綺麗な方だなぁ。
    ゲイリーはあんな役でも大好き…ちょっと狂ってて良し。
    人狼はてっきりおばあちゃんかと思いきやお父さんだったのは驚きました。ヴァレリーにもその血が…赤ずきんが狼だったのは新しいです。
    お話は、トワイライトの監督さんらしい展開になるのですが、ラストシーン好きでした。
    ダークなお伽噺、良かったです。

  • 2011年 アメリカ
    監督 キャサリン・ハードウィック

    アマンダ・サイフリッド、ゲイリー・オールドマン、ビリー・バーク

    童話「赤ずきん」を基にしたホラー
    オオカミは人狼と言い、普段、人として生きているらしい。
    主役はマンマ・ミーアの子。お父さん役はトワイライトシリーズやレボリューションに出てたビリー・バーク

    誰だ、誰が一体人狼なんだって引き込まれます。
    許嫁のヘンリーか?恋人のピーターか?はたまたお婆ちゃんも怪しいぞ、、、
    で、結局はおとんかよ!!
    おまけに最初にお姉が襲われたのは子供じゃなく言葉が通じなかったからというオチ。
    そうかよ、、、

    この後、ピーターとヴァレリー(主人公)は仲良く暮らせるのかな?

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