極道めし [DVD]

監督 : 前田哲 
出演 : 永岡佑  勝村政信  落合モトキ  ぎたろー  麿赤兒  木村文乃 
  • キングレコード (2012年5月22日発売)
2.70
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003812744

感想・レビュー・書評

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  • 極道めしというより、囚人の思い出のうまいもの比べ
    ということだね。
    それにしても、木村文乃が可愛いなぁ。
    最後が、なんとも言えず、切ない。

    田舎のかあさんの土鍋で炊いたご飯に、
    バターをのせて、焼きトウモロコシの粒をまぶして、卵かけご飯とする。
    黄金の飯である。ふーむ。トウモロコシが意外だ。
    取り立てのトマトの美味しさ。自家製の漬物と味噌汁。
    母親の味として、高野豆腐。味のしみ加減。

    勝村政信は、
    海岸でのバーベキュー。
    ホタテ、エビ、など。
    でも看守が きりっと冷えたビールだろという。

    はんぺんの美味しさ。
    パイナップルのカンズメを独り占め。

    ちゃんこは、
    カレーかけオムライス。
    ケチャップライス。ライスの中に、カルボナーラが入っていた。
    巨大なおっぱいプリン。

    子供の頃のホットケーキ。バターとハチミツ。
    ネギラーメン。
    ネギ油がはねるのがいい。
    男が、どうしようもないなぁ。木村文乃が幻想的なよさ。
    最後の終わり方が、こうなるんだよね。
    見上げてごらん夜の星を。が、実に、効果的である。

  • 文乃さん目当てで。

    そしたらわりかし豪華な顔ぶれ。
    ごはんの話が9割のストーリーですが
    5人の囚人にはそれぞれのごはんストーリーがあって、
    永岡佑演じる主人公のはとりわけ濃い。

    文乃さんが美しすぎた。可愛すぎた。
    文乃さんの作るラーメン、食べたいなあ。

    なかなかのラスト。
    低評価が多いですが5つ寄りの☆4つ!
    (文乃さん効果は言わずもがな絶大・・・)

  • 良質な超低予算映画。内容的には1時間で収まる程度なのを少しだらだらし過ぎか。
    ストーリーに関してはこれと言って特筆する点は無いが、出てきた食べ物はベタながら美味しそうで、作ってみたくなった。

    しかしとにかく独り身にはつらい話。泣きそう。

    木村文乃がひたすら可愛いというのがメインディッシュ。

  • 主人公にとってハッピーエンドではないが、しおりにとってはハッピーエンド。切ないがそれでいい。

  • ふとした時に思い出すご飯って、ただ「おいしい」だけじゃなくて、誰と食べたか、誰が作ってくれたかが大事なんだなぁ、と当たり前のことを思い出させてくれる映画
    お母さんが作ってくれたってだけでおいしくて、味なんて二の次
    自分のことを考えて作ってくれたご飯は心に残る
    そういうご飯こそが糧になる
    観ていて猛烈にお腹が減った

    一番印象に残っているのは、ご飯じゃなく、浮気されていると知った木村文乃が、冷蔵庫の中から食材を出すシーン
    「日本映画にしかないシーンだ」と直感した
    あなたのためにご飯なんか作らない、あなたのために何もしない、という拒絶の意思表示
    映画に詳しくないけど、映画史に残る場面では
    ラストもきれいごとに徹せず、リアルに終わるのがいい
    あんなに恵んでもらってまた恵んでもらおうなんて、甘い

  • 味噌を使ったすき焼きの〆の葱とうどんが旨そうだった。
    さすがに、生き物を食肉に加工するシーンはアニメ調だったけど、
    アレやった後で、よく肉を食う気になったなぁ……。
    ああ、真夏にキンキンに冷えたビールも捨てがたい。

  • 映画館の予告編で見て、気になってた映画。
    思っていたより食べ物の話より、ヒューマンドラマが大きかったかな。
    軽く、夜中にダラダラ見るのにとても良いかもしれない。

    1番始めの卵かけご飯の映像が素晴らしすぎて、最後まで頭の中はたまごかけご飯でいっぱいだった。
    焼きとうもろこしプラス、、食べてみたい。

  • 「キネマ麹町」にて。不覚にも(?)いい話だと思ってしまった。まだ知名度の低かった頃の木村文乃がとても可愛い。そして彼女の作るラーメンが美味しそうだった。

    そして、ムショ暮らしをしていた男を女は待っていた、という「幸福の黄色いハンカチ」みたいなあ展開じゃないところも良し。

    余談ですけど、だいたい、あの作品における倍賞千恵子みたいな「男の帰りを健気に待ち続ける女」ってのは古いんですよ。「男はつらいよ」もそうですけど、男に都合のよい「理想の女性像」を作ってしまった山田洋次には功罪があると思うのです。

  •  囚人たちが人生で一番の食事語りを競い合う。

     原作が分からないからなんとも言えんが、これ、途中から飯の旨さ語りでなく完全に泣かせるエピソード語りになってる。これはダメだ。自らのテーマ、ウリを否定しているようなもんだ。。。

  • 再現VTRが妙に安っぽいのが好印象。そこまで話の表現力がないってのも表してるかもしれないけど笑
    シンプルで、面白い話題の映画だと思う。
    飯には一人一人、色んな思い出があるものだよね。匂いや風景と同じで。自分が好きな飯食える回数も母ちゃんの料理が食える回数も制限されているのって悲しいよな。

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